2014年11月20日 (木)

恋するナミレンジャー(3)

7.神社の参道

 

 

教室、廊下、神社の階段・・・・ゆずかがいき、白がおう。ちょっと離れてそれを追う4人。

 

神社の参道

 

 白   まってください。ゆずかさん。狙いはなんですか?

ゆずか  無言

 白   ゆずかさん。どうしたんですか。

ゆずか  振り向きざま、飛び掛る。白をなぐる、ける、なぐる、ける。白はうけっぱなし。ゆずかのアッパーカットがきまる。ぶっとんで、ノックダウンの白。

 

 隠れていた青がとびでようとする。

 青  白!!

 赤がとめる。

 

キズツケッコー登場  ぬはははは。シロナミジャー、みじめなものだなあ。大好きな女の子に痛めつけられて、うれしいか?うれしいだろうが、もう楽しませてはやらないぞ。とどめをさしてやる。

 

 黒  赤、わかってるねえ。白は、まともさ。それに、見た目ほどやられちゃいない。ぜんぶ紙一重でかわしてる。

 

 ゆらゆらと立ち上がる白。

白  やっと、出てきたましたね。苦労しましたよ。

キズ  なに!!  

白  手紙の件からおかしいと思っていました。休み時間に神社の参道でふたりであいたいっですって? ゆずかちゃんならそんなことを考えません。あなたはゆずかちゃんのこと、何もわかってないんだ。

キズ  だからなんだ。こうしてのこのこやってきたお前は、もう負けなのさ。

白  オレは無策ではいませんでした。かならず仲間が来るように、ちゃんと手を打っておきました。ね、そうでしょ、みんな。

青  しろーやっぱ、わざとおかあさんに伝えてたんだ。

黄  信じていたぞ、白。

 

次々出てくる4人。

 

キズ  おまえたちがくることも承知の上!てめえら、でてこいやー!!

戦闘員  次々登場。ひー、ひー、ひー

ゆずかちゃん  (後ろから戦闘員にはがいじめ) きゃー

戦闘員  しずかにしてろ!!  (手刀でびしっと。はがいじめされたまま、気絶するゆずか。)

キズ  かかれー

黒  ゆずかちゃんを気絶させたこと、後悔するぜ。

白  絶対まけないぞ。変身!!  (5人くるっとまわって、ナミレンジャー!!!)

 

ナレ  ナミレンジャーは中村先生がつくった特殊スーツとじねん和尚の力で、わずか0.5秒で変身することができる。ではそのプロセスをもう一度見てみよう。

 

今回はシロナミジャーが変身シーン公開。

 

5人決めポーズから展開、激闘

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

つぎつぎやられる戦闘員。

 

黒  いつもながら、弱いな。

 

キズ  だまれだまれ!!

ゆずかを後ろからかかえ、ノド元に刃物のようなものが・・・!

 

キズ  この娘がどうなってもいいのか!!

白  ゆずかちゃん

黄  卑怯だぞ!このやろう!!

 

キズ  卑怯にきまってるじゃないか!!おまらがいやがることなら、なんだってやってやるさ!どうしたどうした!やりたきゃやれ。この娘はただじゃすまんがなあ!

 

青  くそう、手出しできないよ。

 

キズ どうだぬははははは。この娘はもらっておく。ざまあみろ、ナミレンジャー!!

 

杉の大木の後ろに中村先生

手のひらからチョーク。右手を一閃、チョークがキズツケッコーの額に直撃。粉砕するチョーク。たまらずゆずかをはなし、ふっとぶキズツケッコー。

 

白 ゆずかちゃん!  (ゆずかちゃんのそばにかけよる。4人はキズの前にたちはだかる。)

 

黒  赤、やっちまおうぜ。

キズ  やられるか!!とおっ  (ジャンプ。)

赤  逃がさん、とう! (4人ジャンプ)

白  ゆずかちゃん、こわかったね。決着つけてくる。ちょっと待っててね。

   (ゆずかを地面におろし、自分のジャンパーをかけ、空をみてジャンプ) とうっ!

 

 

9.決闘!!銀河もみじ

 

 

5人そろって着地。決めポーズ

 

キズ  おのれナミレンジャー!!  後ろ向いて爆走開始。

赤 今日のファイナルは白、君にまかせる。

白 必ず決めるよ、赤。

 

5人展開。

 

赤  人の心をもてあそぶようなことは絶対にゆるさない。浪合の自然よ、人々のこころよ、そして、遠く離れてもつながっている多くの仲間たちよ!力をかしてくれ!

 

(浪合のこどもたち、歴代ナミレンジャーの一言が次々カットイン)

 

赤  ナミレンジャーシュート発進!黒!!

黒  オーライ!!  華麗にトラップ、猛スピードドリブルでキズを追いかけ、追い抜く。

黒  ほらほら、どうした!?  

キズ  くそう、なんてスピードだ!!

いつのまにか囲んでいる黒、青、黄

黒 黄

黄 青

青 黒  ぐるぐるパスをまわす。キズもぐるぐるまわる。突破するキズ

キズ 遊びすぎだ!!あばよ!!

青  逃がすものか、赤!!  (ロングフィード)

キズが逃げる先に立つ赤。ぴたりと足元にボールが。

赤  白、おもいっきり、決めろ!!

白  わかった!ナミレンジャーシューーーーート!!

赤が優しく出したボールを白がシュート。キズの体にエネルギーの塊が衝突、炸裂s、キズ断末魔の叫び

キズ  やーられーたよー  (煙あげて消滅)

 

ナミレンジャー5人集結、決めポーズ。

 

赤  白やったな。

黒  恋ボケしたかと思って心配したぜ。

白  ボクが恋ボケなんて、ありっこない。

黄  あ、ゆずかちゃんだ!!

白  え?あれ。あれ、どこ?どこ?ちょっと待ってよ(あせりまくり)

青  うーん。・・・・

みんな白を注視。

白  かんべんしてよー(頭かかえてしゃがむ)

黄  ごめんごめん

4人 あたたかく笑う。

 

 

10.再び、参道にて

 

横たわってるゆずかちゃん。

白が上半身をおこす。

 

白  ゆずかちゃん。

ゆずか  あ、白井くん。私、どうしてたのかしら。なんでここに?

たちあがるゆずか。

白  さあ、昼寝して、怖い夢でもみたんじゃないの?

ゆずか  そうかなあ。これ、白井くんのジャンパーじゃない?

白 そうだけど。

ゆずか  いつもありがとう、白井くん。白井くんががんばってるから、私も勉強、頑張れる。また微分積分、教えてね。

白  いいけど。

ゆずか  もどらなきゃ。またね、白井くん。今日はありがと。

 

黒登場。

 

黒  また微分積分教えてね、か。

白  のぞき見は悪趣味ですよ。

黒  こりゃ当分楽しめそうだな。

白  怒るよ、もう。

黒  今日はありがと。か。

白  このー

 白をおいかける黒。笑いながら逃げる黒、笑いながら追う白。

 

 

11.校長室

 

校長室には校長と中村が。

藤枝先生がお茶を持ってくる。

藤枝「校長先生、お茶がはいりました」

 

校長「あ、ありがとうございます。」

中村「あ、私の分は?」

藤枝「またいってる。あ、り、ま、せ、ん。だいたいなんでいつも校長室にいるんです?中村先生」

藤枝、お茶を校長先生の机におく。

お茶をずずずと校長。湯のみをおく。

 

校長「ところで中村先生。」

中村「なんです?」

校長「どうですかな?今夜あたり、いっぱい」

藤枝「あ、いいな!」

中村「いいですなあ、といいたいところですが・・・」

中村、校長の顔をのぞきこむ。

中村「校長、さてはまた、夫婦喧嘩されましたね?夕飯つくってもらえないんでしょ」

校長「う」

中村「ははーん図星だ」

校長「おだまりなさい。そういうあなたはどうなんです?」

中村「う」

校長「そらごらんなさい。よくもまあ、人のことをいえたもんですね」

 

藤枝  校長室を出ながらふりむき

藤枝「おふたりとも。仕事ができる男の人って、家庭円満らしいですよ。おふたりとも、どうなんですかねえ?? し つ れ い」ドア閉める。

中村と校長 顔を見合わせて・・・・がくっ

 

 

12.いつものナレーション 

 

 

明日も太陽昇るはず。だけどその日がいい日だと、信じるだけで足りるのか。

光を求めて歩く人。

ねえねえキミたち、どこゆくの。

「愛だけが、きっと世界をまるくする」

 

EDテーマin

 

Fin.


おしまい。

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2014年11月19日 (水)

恋するナミレンジャー(2)

4.アジト

 

アジト(中村先生と5人)   定番ゼリービーンズも

 

 赤  そんなわけなんだ。

 白  そんなことでみんなを呼び出すことないでしょう?からかってるんですか?

 青  いや、そんなつもりはないんだよ。とにかく、その手紙、読んでみろよ。

 白  読め、って、ここでですか?いやですよ。家に帰ってから読みます。これはゆずかちゃんがぼくにくれた手紙なんですよ。

 黄  しかし、あのゆずかちゃんがどうして、直接わたさないんだろう。

 白  そこがゆずかちゃんの奥ゆかしくてかわいいところじゃないですか。すてきだなあ、ゆずかちゃん。

 黒  (ゼリービーンズつまんでぼそっと)こいつ、いかれちまってる。

中村  赤、ゆずかちゃんが妙だったってのは、確かなのか。

 赤  ええ。はっきりいって。

みんなちゃんと聞こうと乗り出す。 

 赤  カンです。 

みんなちょっとずっこけ。

 白  カンでそんなことをいうなんて、赤、ボクは君を軽蔑する。とにかくこの手紙はボクのだ。ボクひとりが読む。さよなら!

(出て行く白)

 青  白!  みんなおいかけないの?

そのまま動かないみんな。

中村  (ゼリービーンズつまんで)まあ、動きは明日だろう。みんな、明日は白から目を離すんじゃないぞ。

 うなずく5人。ひとりずつ、ゼリービーンズつまんで帰る。1人残る中村。

中村  和尚、そこにいるんだろ。

和尚  わかっておったか。(ぼう、とうかびあがる和尚)

    中村のとなりにきてすわる。

和尚  それにしても難しい問題じゃの。だいじょうぶかの、白は。

中村  和尚、白は大丈夫です。あいつは、ナミレンジャーです。

 

 

アイキャッチ

 

 

6.登校前に

 

  白の家の前にて。(空いてる村営住宅をつかわせてもらおう)

  青と黄。ピンポーン。

 

 青  おはようございます。

 でてくる白母

 白母  あら青柳くん、おはよう。息子、もういっちゃったわよ。

 青  ええ?

 黄  おばさん、今日、白井くん何か言ってませんでした?

 白母 そうねえ、あ、そういえば、今日休み時間に、ゆずかちゃんと話ししないといけないんだ、とかいってた。うふ。なんのはなしかしらね。

 白父  (家から出てくる) かあさん、でかけるよ。  お、みんなおはよう。

 青、黄 おはようございます。

 白母  おとうさん、わすれものない?

 白父  うん、だいじょうぶ。今日は早く帰ってくるからね。

 白母  わあ、楽しみ。いってらっしゃい。

 白父  いってきまーす。

 黄  中村先生んちとは大違いだな。

 白母  何かいった?

 青  いえ、なんでもないです。じゃ、ぼくたちもいってきます。

 白母  いってらっしゃい。

 

 登校道    

 

 青  聞いたか、黄。

 黄  うん、休み時間だって。ゆずかちゃんとあうって。

 青  いそいで赤たちに知らせよう。

 黄  いこう!!

 

 駆け出すふたり。

 

 

7.授業のおわりと休み時間

 

 授業している様子。算数の授業。黒板に数式。プリントやってるこどもたち。机間巡視の中村先生。

 

チャイム(浪合学校はならないが、まあ、つくりものなので・・・)

 

中村  いいかー、微分した後の関数のことを導関数といい、微分する前の関数のことを原始関数というんだぞー。ようし、今日はここまで。

児童1  起立  (みんな起立)  礼(みんな礼)

中村先生、教室の先生机のところに行ってすわる。

 

休み時間

児童2  おれたち、微分積分までやっちゃって。すげえ小学生だな。

児童3  夢みたいだな。

教科書ノートをしまい、教室を出て行く(顔色わるい)ゆずか。

それを追って、教室を出る白。

青と黄が立ち上がる。

中村先生  目で追う。そして赤たちに目で合図。

 

教室を出て行く4人。

 

連絡帳を開いて書き始める先生。すぐ手を止めて

中村  たのむぜ、ナミレンジャー。(つぶやき)

>>>つづく

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2014年11月16日 (日)

恋するナミレンジャー(1)

ひっさしぶりのこちらのブログの更新です。
ナミレンジャー2014の脚本を4回くらいにわけてアップしていきますね。

  恋するナミレンジャー

LOVE LOVE,WHO LOVE,I LOVE YOU

(配役)

 

赤、

黄 

青 

黒 

白(恋する)      

 

ゆずかちゃん  

 

ショーシ将軍  ひょう  

ヘタレ部長  ゆっくん 

キズツケッコー   

 

おしょう(今回はヤギからの変身シーンもみたい)   

中村先生  たくま

 

校長先生   あっくん

藤枝先生   

 

ナレーション

 

白の父   相談員

白の母   相談員

 

中村せん  きんぎょ

中村りつ

 

たくと

かずは

 

 

 

OPナレ

 

OP

 

1.悪の組織ぱっぱらー軍団

ショーシ将軍  われわれ悪の組織、ぱっぱらー軍団の目的は!

へたれ部長  日本を骨抜きの国にしてその技術力、美術品骨董品かわいこちゃんをわが組織のものにし、

ショーシ将軍 世界に売り飛ばし て大儲けしようというものだ。地道な活動のおかげでだいぶ作戦は進行してきている。みよ、東京一極集中、そして、人口減少問題!!

へたれ部長 新しい内閣が地方振興とかいってるようですが、われわれパッパラー軍団がそうはさせません。

ショーシ将軍 しかし!!

ヘタレ部長 しかし!?

ショーシ将軍 ナミレンジャーだ!!  (へたれ びびる)

ショーシ将軍 やつらはどうして元気でぴちぴちしておるのだいまいましい!!

ショーシ将軍 へたれ部長!!!!貴様、何連敗だ!いやそもそも一度も勝ってない!おまえは敵か?オレ様の敵か?敵なんだな!! それならばこの場で成敗してくれるわ!!

ヘタレ部長 ・・・将軍。

ショーシ  ・・・なんじゃ、えらく落ち着いておるな。

ヘタレ  今度という今度は間違いございません。

ショーシ ききあきたわ!

ヘタレ 人の心を乱すもの。それは恋でございます。やつらの中の1人が、恋をしているとの情報が得られました。

ショーシ それがどうした!!

ヘタレ 恋は!!  人の心を乱します。正義の味方とてそれは同じ。将軍、それにつけこんで、ナミレンジャーをぐたぐたのけちょんけちょんにしてごらんにいれます。

ショーシ  ぐたぐたの?

ヘタレ けちょんけちょん、でございます。

ショーシ おもしろい、やってみろ、ヘタレ部長!

ヘタレ はは。今回の怪人もすでに呼び出してございます。ゆけ、キズツケッコー!!

キズツケッコー  はは!!

 

 

 

 

2.中村家

 

食堂で新聞見ながら

 

中村  りつ、おいりつ。朝食のしたくができてませんよ。もう学校にいかないといけない時間なのに・・・

りつ  あなた、今日はわたし、朝からやる気がでませんの。なにか適当にたべて、さあ早くおいきなさい。

せん  そうですともむこどの。むこどのは土曜日曜おやすみですけど、わたしたち女は、毎日毎日働いておりますのよ。たまには骨休みさせていただかないと。ねえりつ。

りつ  そうですとも、母上。今日は一日、寝てすごしましょうね。

せん そうしましょうそうしましょう

中村  ちぇっ。しょうがねえなあ。そこらのもの勝手にいただきますよ!お、バナナがある。これでいいか。

(バナナをほおばりながら)なんだか年々朝食がとぼしくなるな。(牛乳飲んで)まあ、おれも年だし、ちょうどいいか。(かばんもって)行ってきます!!(でかける中村)

りつ  母上、いきましたよ。

せん  うふふ、さあ朝寝朝寝。お昼はレストランひの でランチしましょ。

りつ  そのあとはゆったりーなで温泉ですわね。

ふたり  うふふふふふ

出勤中の中村  はああ、愛を感じない。。

 

 

3.恋するナミレンジャー

 

教室。みんなわいわいしている休み時間。友達と談笑するゆずか。

ゆずかを目でおう白。そこに黒がきて。

黒  おい、すきなのか。

白  (あわてて) 何を言い出すんだ、し、し、失敬な。

黒  てか、好きなんだろ。顔にそう書いてある。

白  (かおをごしごしふいて) 書いてあるわけないだろ。

黒  こくっちゃえよ。

白  小学生の分際ですることじゃないですよ。

黒  ばか、恋に小学生も後期高齢者もあるもんか。常識だぜ。お、ゆずかちゃん、おまえの方みてるぞ。

 白  え?(たちあがり、ゆずかのほうをみて) ゆずかちゃんごきげんようなにかよう??

 ゆずか  (ともだちとしゃべってて白のほうなんて見てない) へんなの、わたし、白井くんに用なんてないよ。

 かずは  白井くんどうしたの?顔、真っ赤。

 黒  白井くんどうしたの?顔真っ赤。

 白  うるさーい!!(机につっぷす)

 黒 (小声で白の耳元でいう ) うるさーい

 黒 (白の様子みて)  おい、泣いちゃった??

 白  こんな気持ち、初めてなんだ。理論で片付かない。

 黒  おやおや、白も大人の階段登ってるねえ。

 

 

4.異変

 

銀河もみじにてマレゴしてる赤、青、黄

 

黄  ゆずかちゃんて元気いいし、勉強できるし、運動できるし、そうじもまじめにやるし、

赤 遅刻ゼロ、すききらいなし、わすれものなし

青  学級委員長だけど冗談もわかるし、楽しいし。 なんか、浪小のしずかちゃんってかんじ。白が好きになるのも無理ないよなあ。

 

そこへゆずか登場。ちょっと様子がへん(メイクで顔色わるく。キズツケッコーがとりついている)

 

ゆずか  ねえ、赤坂くん、これ、白井くんに渡しておいてくれない?

赤  なにこれ。

ゆずか  なんでもいいから。じゃ、たのんだわよ。(それだけいってかえる)

黄  なんだなんだ?

青  おい、この封筒のシール、ハートマークだぜ。

黄  ラブレター??

青  おお!!しずかちゃんやるう。てか、白やったあ!

赤  でも、なんかゆずかちゃん、様子がおかしかったぜ。

ゆずかがさってゆく方向を心配そうに見る3人。

 

(つづく)

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2012年11月19日 (月)

ナミレンジャー2012脚本公開(5)最終回

中村先生 「おーい!! 」

 

黄 「あ、中村先生!」

中村「ふう、なんとか間に合ったな。」

手には小さな機械。

アオ、「先生、それは??」

中村「うん、ようやくできた。WR回路キャンセラーだ。ナミレンジャーシュートをくらわすとき、こいつもいっしょに蹴りこむことで、体内のWR回路を完全無害に消滅させることができるんだ」

黄色「すごい、大発明ですね!!」

 

アオ「だけど、だれがいっしょに蹴りこむんだ?」

 

白「それは、ひとりいる。適任の新しい仲間が」

黒「ああ、そうだな。オレは賛成だ。」

 

アオ「そうか、村崎君」

 

赤「村崎くん、お父さんを取り戻すぞ。いっしょに戦おう!」

 

村崎「み、みんな」

 

怪人「ぐがー」

 

中村「村崎君、これをもったとき、一瞬だけキミも変身することになる。頼んだぞ」

 

村崎「はい」

 

機械を受け取る。

 

村崎「変身!!」

ポーズはナミレンジャーと少し違う。

 

ムラサキのヒーローにかわる。

 

白「よし、いくぞ、ナミレンジャーシュートだ。」

全員「了解!」

 

 

(ナミレンジャーシュート)

 

白、黄色、黒、アオ、赤+ムラサキの順

 

シロ「浪合の水、空気、森、山・・・すべての力を借りて、悪を討つ!ナミレンジャーシュート、いくぞ!! キナミジャー!!」そういってボールを黄へ。。

 

キ「よし、絶対村崎くんのお父さんを取り戻すぞ」」

 

ボールは空中をとんでクロナミジャーにむかう。

 

クロナミジャーボールをトラップ。足元におく。

黒「怪人は逃げない。もしかして、心はわずかにでも残っているんじゃないのか?」

クロナミジャー、パスを送る。

 

黒「アオ、頼むぞ!」

 

アオナミジャー 「きた!!クロナイスパス!!」

そういいながら、ボールの落下地点に走る。

 

アオナミジャー「いくぞ、アカ!ムラサキ!絶対お父さんを取り戻すんだ!!!」

トラップ、リフティング、そして前に流すようにパス

 

赤「いくぞムラサキ!」

ムラサキ「おお、赤「!」

ボールに走りこむ赤

 

赤「ナミレンジャーシュート」

 

赤が蹴る。

 

ムラサキ「お父さんをかえせ~!!!」

そのヨコからムラサキが機械をキック。

機械はボールと合体、一瞬光り輝き光の矢となって怪人の胸を貫く。

 

 

怪人から闇が流れ出る。お父さんの姿に戻る。

 

 

ムラサキの変身はとけている。

 

村崎「お父さん!」

 

父「紫郎!!」

 

抱き合うふたり。

 

 

アオ「やったね、赤」

赤「みんなのおかげだよ」

 

 

ヘタレ「くっくそう!!覚えておれ、ナミレンジャー!!」

 

 

 

シーン16  校長室

 

校長 「今日はこどもたちがカレーライスをつくってきてくれるそうですね」

中村 「いまどき珍しいですね。うれしいですね」

校長 「何日が学校がお休みになったからこれから張り切って取り戻さないとね、中村先生!」

中村「校長、そのことなんですが、みなさんがお休みのときに私は仕事しておりまして・・・。一週間ほど、お休みもらえませんかな」

校長「何ばかなこといってるんです?あれは学校がお休みだったんです。臨時休業。そこにあなたが勝手に学校に来てたんでしょ?お休みなんてとんでもない」

中村「え、校長、それはないですよ」

 

黄色とアオと赤、それに村崎がカレーを持って入ってくる。

 

黄色「先生、おまたせ」

アオ「特製カレーですよ!中村先生の分もありますからね」

村崎「ちょっとしゃびしゃびだけど、味はいけますよ」

 

校長「どれどれ?」食べる

中村「おい、味はいいけど、しゃびしゃびすぎないか?」

 

黄色「だって、あいつ、水はからないもんなあ」

アオ「アバウトっていうか、適当っていうか」

村崎「でも!」

 

4人そろって「みんなで食べれば、おいしいんです!!」

 

中村「校長、休ませて~」

校長「ばかいってないで仕事なさい」

 

 

シーン17 エンディング

 

制服姿でスクールバスに乗り込む黒と白

 

教室の窓を拭く アオ

雑巾がけをしている黄色、雑巾を絞っている村崎

 

二宮尊徳を磨く赤

 

明日も太陽のぼるはず。  

だけどその日がいい日だと、信じるだけで足りるのか。

 

光を求めて歩く人。ねえねえ、君たち、何するの?

 

           「ナミレンジャーは戦うよ。だからみんなも戦おう!」

 

 

おしまい

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2012年11月15日 (木)

ナミレンジャー2012脚本公開(4)

ヘタレ部長「おしかったなナミレンジャー。たしかにこの村は村崎家がやってきてからおかしくなった。だがな、それは紫郎の仕業ではない。そこにいる親父の体に、われわれが埋め込んだ悪の機械がそうさせたのだ」

 

村崎「お、お父さんになんてことを!!」

 

父「う、ううううううう、、、紫郎、に、逃げろ」

 

紫郎「ばけもの!お父さんの機械をはずせ!!」

 

ヘタレ「はずしませんよ。お父さんにはもうひと働きしてもらいます。」

 

赤「これ以上なにするっていうんだ」

 

ヘタレ「しれたこと。怪人になっていただき、ナミレンジャーをやっつけてもらうのです、はい~」

 

紫郎「変身!?やめてくれ、お父さんを変身させるなんてやめてくれ!!たったひとりのお父さんなんだぞ、うわああ・・・」泣き出す

 

ヘタレ「なれ!!怪人オレガヨケリャ・イーに、なれ!!!!」

 

ヘタレの手にあるスイッチを押す。闇が父をつつみ、怪人に。

 

 

シーン14 馬の背

 

怪人「うがー」

赤、青、黄色に襲い掛かる怪人、戦闘員。戦闘員とは戦えるが、怪人には手出しできず技をうけ、倒れる。

 

紫郎「お父さん!!!」

  ひざから崩れ、悲しみに顔がゆがむ

  そんな紫郎の前に、傷だらけの赤が立ち、怪人と対峙する

赤「村崎君。オレがお父さんを取り返す。」

紫郎「え」

赤「その機械とやらをぶっこわし、お父さんを元に戻す。だから、」

紫郎「だから?」

赤「いっしょに戦おう。」

紫郎「戦う?おれが?」

黄色「・・・赤、かっこいい」

アオ「言ってることめちゃくちゃだけどね。オレ、やっぱ赤が好きだわ」

黄色「できるかな」

アオ「やるんだよ」

 

 

ヘタレ「無駄だ無駄だ!!」

 

さらに襲い掛かる怪人、戦闘員。

 

一陣の黒い突風。

 

ばたばたと倒れる戦闘員。

 

黒「またせたな」

 

白「3人で、よくがんばってくれていましたね」

 

赤「これで」

アオ「5人そろった」

黄色「これでおれたちは」

白「無敵だ。」

黒「やー残念だったなー悪役さんたち」

 

赤「変身!!」

5人でそろってポーズ。

 

ナレーター「ナミレンジャーは空中元素固定装置の働きで、わずか0.2秒で変身することができるのだ。ではそのプロセスをもう一回見てみよう」

 

ポーズを決め、服を脱ぎ、ナミレンジャーになる赤の様子を早送りで見せる(笑)

 

ナレーター「慈念和尚から浪合パワーをもらった5人は、中村先生が開発した、見た目は普通だけどスーパー技術がたくさん込められたコンバットスーツを身に着けることで、こどもだけど無敵の、ナミレンジャーとして戦うことができるのだ」

 

戦闘シーン

 

 

シーン15 戦闘 ナミレンジャーシュート+

 

怪人「ぐがー」

 

アオ 「さあ、ここからだ。赤、どうやって村崎のお父さんを取り戻す?」

 

つづく

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2012年11月14日 (水)

ナミレンジャー2012脚本公開(3)

シーン11 紫郎とショーシ、ヘタレ

 

おかゆをつくり、お父さんの枕元へ行って、半身おこしているお父さんの背中をさすりながらおかゆを食べさせている紫郎。その表情には笑顔が。

ショーシ、ヘタレは大笑いしている。

 

 

シーン12 中村先生、慈念和尚、登場 理科室

 

なにやら機械をいじっている中村先生。

そこへ入ってくる白と黒。

白「中村先生、おひさしぶりです」

中村「お、白か。どうだ、中学校は楽しいか」

白「はい。でも先生、それより、ご存知ですか?いま、浪合がたいへんなんです」

中村「そりゃ知ってるよ。みーんな勝手なことをやりはじめたな。自分の都合最優先、大人も子どもも、若いのも年寄りも。うちの学校だって、誰も出勤してこねえ。こどもたちでっててんできやしねえ。ま、おかげで実験やりたいほうだいなんだがな」

黒「へ、この先生、また何かへんなのつくるつもりだぜ?」

中村「ここにこいつをたらすと・・・・」

  スポイトでなにやら液を機械の回路におとす・・・・と、はげしく煙、火花。

がっくり首をおとす中村

 

黒「せんせ、花火でもつくってるんですかい?」

中村「ちがうちがう!! くそ、また失敗か」

白「先生、お忙しいようだけど、何か僕たちがしなければいけないことはないんですか?」

中村「あるさ。だがな。だが、まだ戦えない」

白「どういうことですか?」

 

なぞの声「それはじゃな」

 

突然空間がひかり、慈念和尚が登場。

 

黒、白「和尚!!」

 

和尚「わしゃな、死んどる」

黒「しってる」

和尚「じゃが、死ほど修行してきたおかげで、特別な力がいろいろついた。おかげで死んでからもこうしてみんなの前で会話ができる」

白「超常現象ですね。科学的には信じられませんが、しかしこうも見せ付けられると、信じざるを得ません。」

黒「だけど、和尚が登場できるのって寅の日だけだよな。どうしてなんだ?」

和尚「そらはわしにもわからん。じゃが、寅の日だけでもわしは現世に姿をあらわせ、力を使うことができる。」

黒「力っていっても、あっちこっち覗き見ができるすけべな千里眼だろ?」

和尚「失礼なやつじゃな。なんでも見通すことができる心の眼といえ。それで、今度の騒動の舞台裏を知ることができた。」

白「舞台裏??」

中村「そう。和尚が教えてくれたんだ。今度の敵は、実にやっかいだと」

和尚「そうじゃ。今のナミレンジャーじゃ勝てん。」

黒「俺たちが、勝てない?」

和尚「そうじゃ」

中村「そこで、おれは・・・」

和尚が突然あわてはじめる

和尚「む、いかん!!」

白「どうしたんです?和尚??」

和尚「赤、青、黄はどうした??」

黒「なんだか転校生の村崎くんがきてからおかしくなったってんで、村崎君の家にいったぜ」

中村「なに?」

和尚「いかん、彼とたたかってはいかん。いかんのじゃ!」

 

<CM>

 

シーン13 村崎君の家にて

 

村崎くんの家の前

 

アオ「村崎くんが来てから、みんな喧嘩ばっかりするようになった」

黄色「村崎くん、何か、心当たりある?」

 

紫郎「確かにそうですね。僕がお父さんと来たときは、もっとおだやかでやさしい村だった。それがなぜこんなことに」

 

アオ「村崎君、もうとぼけるのはやめようぜ」

アオ、突然の手刀。それを華麗にかわして腕をつかみアオを羽交い絞めにする。

村崎「やっぱりそうか。今の身のこなし、ただものじゃないな」

アオ、羽交い絞めの村崎に肘当て。村崎をそれをさけてふたり対峙。

 

黄「ウッドスパイラル!」

 村崎、ウッドスパイラルが猛スピードでとんでくるところを片手でつかむ。

黄「なに!?」

村崎「なんだかわからないけど、3対1で喧嘩ですか?ほとんどいじめですねえ。でも。僕は負けませよ?」

村崎、アオにキック、黄色の懐にはいり、背負い投げ。技が決まる。そして赤の顔面にパンチ。

赤、よけずにパンチをもらう。

赤「いってえ!!」

村崎「なんでよけない!なんで戦わない!?」

赤「だって。村崎君が敵だって決まったわけじゃない。そんな人といや、友達と、戦えるわけない」

黄色「・・・赤。」

アオ「ちぇ、おいしいとこもっていきやがる」

 

父「なんの騒ぎじゃ?」

村崎「お父さん、体は大丈夫ですか?」

 

アオ「おい、村崎、お父さん、具合悪いのか?」

 

村崎「はい・・・。浪合に来ることがきまって、たまたま風邪を引いてしまって。病院にいったんですけど、次の日からさらに調子悪くしちゃって。でも引越しの日は決まってましたし、お父さん、ムリしてくれて」

 

黄色「それはお気の毒に。おとうさん、うるさくしてごめんなさい」

 

父「いや、いいんですよ。せまい家ですが、どうぞおあがりくださいな。いいんじゃろ、紫郎」

 

突然お父さんが苦しむ

 

父「ぐぐぐぐぐぐぐぐぐぐぐ  ううなんだ、胸が苦しい」

しゃがみこむ父。

 

村崎「お父さん、大丈夫!?」

 

戦闘員 「いーいー!!」たくさんでてくる。

 

ヘタレ部長登場「ふふふ、ナミレンジャーどもきおったな。」

 

赤「ヘタレ部長!」


つづく

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2012年11月13日 (火)

ナミレンジャー2012脚本公開(2)

シーン5 悪のアジト

 

ショーシ将軍「われわれ悪の組織パッパラッパッパーの狙いは日本を骨抜きの国にしてその技術力、美術品骨董品かわいこちゃんをわが組織のものにし、世界に売り飛ばし て大儲けしようというものだ。地道な活動のおかげでだいぶ作戦は進行してきている。都会はもはやぐたぐただ。時間の問題といっていい。あとは山間過疎地、 日本のいまわしき古きよき伝統が残っている地域をぐったぐたにしたら、もう成功したもの同然だ。」

ヘタレ部長「将軍。今度という今度は、この浪合はおしまいになります。私たちの手先をやつらに気づかれないように、潜入させております。絶対にばれません」

ショーシ将軍「たいした自信だな。しかしなぜバレないと言い切れる?」

ヘタレ部長「私の発明したWR回路をつかうからです。このWR回路を、本人にも気づかないうちに体内に埋め込んであるのです。WR回路は、ふだんは人の心を惑わすWR音波を出し続け、じょじょに浪合の人たちの心を自分勝手で無責任な幼稚なものにかえていきます。浪合に再び大きくなるでしょう。しかし誰も原因はわからない」

ショーシ将軍「ふむふむ。おもしろそうではないか」

ヘタレ部長「それだけではないんです」

ショーシ将軍「なに、それだけではないと!!」

ヘタレ部長「浪合の混乱が高まったとき、当然にっくきナミレンジャーがじゃましにくるでしょう。

ショーシ将軍「そうだろうとも。。」

ヘタレ部長「そのとき、このスイッチを押すと」

ショーシ将軍「押すと!!」

ヘタレ部長「WR回路を埋め込まれた者が凶暴怪力な怪人オレガヨケリャ・イーに強制変身するのです。そしてナミレンジャーの息の根を止めるのです!!」

ショーシ将軍「すばらしい!」

ヘタレ部長「ありがとうございます!」

ショーシ将軍「しかし、じゃ。して、強いのか、そのオレガヨケリャ・イーは。」

ヘタレ部長「もともと人間が怪人に変身するのです。ナミレンジャーは怪人に手出しなどできません。となると、怪人の勝ちは当然です」

ショーシ「完璧ではないか!!よく考えた!!」

ヘタレ「はは!!」

 

 

シーン6 異変1(下校時の公園)

友達A 「オレは悪くない!!」

友達B「オレだって悪くない!!」

A「おまえがあやまれ!」

B[ふざけんな、おまえがあやまれ!!]

A「なにを~!!」

とっくみあいのけんか

 

とびこんできて、ふたりの間に入る黄色

黄色「やめろよ!どうしたんだよ!いつも仲良しじゃないか!!なんだっていきなり」

A「どいてろ!じゃまだ」

黄色をはらいのける

地面にころぶ黄色

B「いいかっこしてんじゃねえ!!」

ころんだ黄色にけりをいれる。

黄色ふっとぶ。口から血。

黄色独白「さっきまで仲良しだったのに、急になんだ??」

 

シーン7 紫郎とショーシ、ヘタレ

村の中の道を歩いている紫郎。

愉快そうに笑っているショーシとヘタレ(歯を見せて笑っている)

 

シーン8異変2(ある家庭で)

妻「もうあなたについていけません」

夫「おれだってがまんの限界だ。出て行け!!」

妻「何をえらそうに、あんたこそ出て行きなさいよ!!」

夫「オレがしらないと思って無駄な買い物ばかりして!痛い目みないうちにでてけ!!」

妻「あなたこそ私が何も知らないとでも思っているの!!この浮気野郎!!」

夫「会社の女の子とお茶したくらい、何がわるい!!」

妻「んまあ開き直るつもり!!!?ばかにしないで!」

妻、夫をビンタ

夫「やりやがったなあ!!!!」

部屋の入り口ではらはらしていた友達Cが泣いて飛び出す。

C「やめて、ふたりとも喧嘩しないで!!どいうしたのよ!」

Cの妹「そうよ、やめて ああーん」

C「ほら、〇ちゃんがないちゃったじゃない」

夫「子どもには関係ない!すっこんでろ!」

妻「まあ、わが子になんていい方するのかしら!!さいってー!」

はらはらしていたC、いきなり表情がかわる。

C「(さっきとはうってかわった冷たい声で)はん、もうどうでもいいわ。私も好き勝手する。親ならちゃんと、お金出してよね。親なんだからね。」

Cの妹「そうね、あんまりうるさくしないでね。めーわくだ、か、ら。」

そういってふたり部屋を出て行く。

あぜんとその様子を見ていた夫婦だが、また喧嘩を続ける。

夫「オレはわるくねえ。お前の態度を改めろ」

妻「私のどこがわるいの?ふざけないで。かわらなきゃいけないのは、あなたでしょ?私はぜんぜん、悪くない」

夫「なにを!!」

妻「何よ!!!」

 

 

シーン9 紫郎とショーシ、ヘタレ

美郷屋さんで野菜を買っている紫郎。

さらに愉快そうに笑っているショーシとヘタレ(口をあけて笑っている)

 

シーン10 誰も集まらない会議

 

サークル活動室にて

 

役場の人1と2が時計を見ていらいら部屋にはふたりをのぞいて誰もいない。

黒板には浪合地区経済開発特別会議と書いてある。

役場の人1「時間になっても会議に誰も来ないなんて、いったいどうしたんだ?」

役場の人2「おかしいね、君、電話したまえ」

役場の人1「はい、してみます。」ケータイ取り出して電話。

役場の人1「もしもし?六本木さん?こんばんは。あれ、今夜会議お願いしとったんだけど・・・・え?かったるいから行かない?かったるいって・・。え?ちょっちょっと待ってくださいよ。げ、切れちゃった。 課長、切れちゃいました」

この電話のヨコで、見る見る表情がかわっていく役場の人2(課長)。いらついている顔から、無表情に、そしてにやけた顔に。

役場の人2「私も帰るよ木更津くん。」

役場の人1(木更津)「何いってるんですか課長。冗談やめてくださいよ」

役場の人2(課長)「冗談なんかじゃないよ、私は私で好きなことをする。自分がハッピー!あとはしらなーい!!これでいきましょうよ、ね」そのせりふを聞いている木更津くんも、無表情になり、そしてにやつく。

木更津「そうですね。もうどうでもいいっす!おれもかーえろっと。」

課長、木更津、それぞれ自分の荷物をまとめ、電気も消さず部屋を出る。

窓からの風で机の上の資料がとぶ。ひろう者はいない。

 

つづく

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2012年11月12日 (月)

ナミレンジャー2012脚本公開(1)

本日から何日か連続で、ナミレンジャー2012の脚本を本ブログ上で公開します!!

出来上がった作品とセリフが違ったりする場面もあります。これからアップするのが脚本決定稿ではありますが、撮影現場で適宜変更、編集上でカットとかしてますしね。

興味あるかた、ご一読ください!

ナミレンジャーthe movie2012 recover with you

 

アカナミジャー こども

キナミジャー こども

アオナミジャー こども

シロナミジャー こども

クロナミジャー こども

 

中村先生 こども

校長先生 こども

藤枝先生 こども

 

友達A こども

友達B こども

友達C こども

友達Cの妹 こども

 

夫 相談員

妻 こども?

 

役場の人1 相談員

役場の人2 相談員

 

ヘタレ部長 こども

ショーシ将軍 こども

 

戦闘員 中学生とか相談員とか

学校のともだち  いろんなひと

 

慈念和尚 こども

 

村崎君のお父さん こども?

怪人 相談員

村崎紫郎 こども

 

ナレーター こども

 

 

ナレーター ナミレンジャー。彼らはどこにでもいるふつうの小学生。いや、少し違う。彼らは阿智村浪合に山村留学に来ているこどもたち。2年、3年といるこどもたちの中には、小学校を卒業して中学生になったナミレンジャーもいる。

彼らは、今日も、愛と正義を学び、そして守るため、勉強やスポーツをがんばりながら、悪と戦うのだ。

 

 

 

シーン1.台所にて

 

カレーライスをつくるエプロンつけている3人。

まな板の上で切れている野菜たち。

黄色「さて、材料は切れたよ」

アオ「よし、たまねぎから炒めよう」

赤「いけいけー!みんないれちゃえ!!」

黄色「赤、順番順番。たまねぎがあめ色になったら、お肉。お肉の色がかわったら、ニンジンって具合にね!」

アオ「たまねぎたまねぎ!!」

 

炒めていたらあめ色になるたまねぎ

 

アオ「ほら、いいかんじ」

黄色「じゃお肉ね」

 

お肉を入れる。ジュウという音。

 

次々と野菜をいれていく。

 

黄色「赤、水をお願い!」

赤「あいよ!!」

やかんの水をどぼどぼいれる赤。

 

アオ「ちょっと赤!!水の量はかったの??ちょっと多すぎない?」

赤「適当適当!」

黄色「しゃびしゃびのカレーになっちゃうじゃん!!」

赤「いいじゃん、たくさん食べられて!!」

アオ「だけどおいしくないぜ」

黄色「水はかるの、基本じゃない」

赤「大丈夫大丈夫。みんなで食べればおいしいって!!」まるで気にしていない。あらいものに行く赤。

 

黄色とアオ・・・

黄色「なんていうか・・・」

アオ「アバウトでだいたいで適当だね」

黄色「赤らしいっていうかさ」

アオ「まあね。あいつがいるといつもしゃびしゃびカレーになるんだよな」

黄色「でも、なんだかにくめないんだけどさ」

アオ「いや。カレーはとろとろがいい!」

黄色「まあ、まあ」

 

赤「なんかいった??」

 

アオ、黄色「べ、つ、に~」

 

 

 

シーン2 食事の会話(センターの大広間)

 

アオ「ほら、しゃびしゃび。」

黄色「だいぶ小麦粉たしたんだけどなあ」

赤「おいしじゃん!やっぱみんなでつくってみんなで食べるって、最高だね!」

アオ「とろとろカレー、食べたいなあ・・」

赤「ところでさ、転校生がくるはなし、聞いた?」

アオ「聞いた聞いた」

黄色「うん、聞いたよ。男の子らしいじゃん」

アオ「そうなの?山村留学生じゃないんだよね?」

黄色「うん。なんかね、お父さんと二人でくらすみたい」

赤「お母さんはいないの?」

黄色「いるかいないかわからないけど、ここには二人でくるみたいだよ」

 

そこに白と黒が帰ってくる

白、黒「行ってきました!」

みんな「おかえりなさい!」

赤「カレーできてるよ!!」

黒「でも赤がいるってことは・・・・。またアレだな、白」

白「ええ、水の量が多い、さらさらとしたカレー。」

黒「まったく進歩ねえなあ。まあ、もっともオレはさらさらだろうとなんだうと、おなかいっぱいになればそれでいいんですがねー」

白「赤、そもそも料理ってものはですね。実に科学的に分量が決まってるんです。いえ、その分量を見つけ出すのが料理のコツというものかもしれません。もちろん火加減も重要な要素ですが。他に塩加減、水加減という言葉を聴いたことがあるでしょう?過ぎたるはおよばざるがごとし。つまり、多すぎるというのは、足らないのと同じくらい、ミステイクってことなんです。カレーライスの場合、特に市販のルーを使う際は、商品の箱のウラに必ず分量がかいてあって、その通りにつくればだいたい失敗なくできるものなんです」

黒(自分の分のカレー運んできて)

「白、先に食べるぜ」

白「黒、僕の分は?」

黒「どうぞ、ご自分で」

しょぼんな白w

 

シーン3転校生の家

 

小さな和室。ふとんで寝ている父。ランドセルを背負って、その部屋にはいってくる少年。

紫郎(少年)「じゃあ、おとうさん、いってきますね」

父「わるいなあ、新しい学校へ行く初日に、見送ることもできなくて・・・」

紫郎「なにいってるんですか、病気のお父さんは、ゆっくり休んでいてください。転校にはなれていますし、僕なら、大丈夫ですよ。」

父「すまないなあ」

紫郎「気にしないでください。それより僕には、大事な役目がありますから」

父「?なんだい、その役目とは」

紫郎「まだ内緒です。きっと、お父さんに喜んでもらえると思います」

父「そうかい。じゃあ、楽しみにしているよ」

紫郎「行ってきます」

父「ああ、いっといで」

 

シーン4教室

 

藤枝先生「さあ、みなさん、楽しみしていた転校生の紹介ですよ!はいってらっしゃい!!」

入ってくる転校生。みんな拍手、

藤枝「紹介するわね。村崎紫郎くん。今日からみんなといっしょに勉強します」

紫郎「村崎紫郎です。趣味は読書、スポーツも好きです。みんなと仲良くしたいです。よろしくお願いします」(服のあちこちがすりきれていたり、穴があいたりしている。いくらか、薄汚れている感じ)

藤枝「じゃあ、みなさんよろしくね。村崎くんの席は、そこの空いているところです」

紫郎、頭をペコリとさげて机へ移動。着席する。となりには黄色。

黄色「よろしくね、村崎くん」

紫郎「よろしくお願いします。いろいろ教えてくださいね」

笑顔の黄色。胸のなかで独白「・・・どうしたんだろう、転校初日だっていうのに、こんな穴のあいたズボンはいてくるなんて。お母さんいないから、たいへんなのかなあ」

藤枝「さあ、授業を始めましょう。一時間目は国語からですよ。まず、漢字の確認テストからです」

みんな「えー!!!??」

つづく

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2011年11月11日 (金)

ナミレンジャー the movie 2 (資料編)

 

キャラクター設定

アカナミジャー・・・勘違い熱血系。おおらか。天然。天性のリーダー。
アオナミジャー・・・冷静かつ躍動。時にほとばしる情熱。よく気づく。縁の下の力持ち。
キナミジャー・・・やさしさ、癒し。唯一の飛び道具の使い手。
(以上3人信号コンボ。一緒に行動すること多し)

シロナミジャー・・・5人の知恵袋。論理派であり博学。知らない事はなく、わからない事はない。
クロナミジャー・・・ひねくれ。へそまがり。ばっくれることあり。口が悪い。直感するどい。実は純粋で誰よりも正義感が強い。
(以上2人モノクロコンボ。一緒に行動すること多し)

中村先生・・・浪合小学校教員。専門は理科。ていうか実はスーパー科学者。マジンガーZの超合金Zの布は開発するは、キューティハニーの空中元素固定装置は開発するは。しかしそうした姿は決して見せず、表向きはさぼりの手抜き先生で同僚や上司からは軽く見られている。ナミレンジャーの正体を知り、彼らを支え導く存在。なぜかパッパラー軍団のことを知っている。・・・何者?
美人で人柄のよい(と人に思われている)奥さんがいるらしい。

保健室の先生・・・あかるく元気な先生。中村先生をよくいじるが実はいじられている。既婚者の中村先生のことがちょっと気になるカンジ。でもナミレンジャーは子供向けだから安心してくださいw

校長先生・・・ちょっとオカマっぽく、金ちゃん走りを披露することもある校長。とぼけた中村に伝説的な指導力を持っていたとおだれられるがどうもそんなことはない感じであるw

慈恩念和尚・・・まあ、ご存命のころは こんな 感じ。 18歳で剣の奥義を知り、親の敵をうったあと禅門にはいり、多くの弟子を育てる。実体なきあとも浪合を、日本を見守り続ける。5人の力を覚醒させ、導く。

ショーシ将軍・・・パッパラー軍団(あくのぐんだん。その目的は・・・ご存知ですよねw)の極東地区作戦司令本部長。1年でずいぶん成長し、声変わりをむかえてしまったらしい(笑)

ヘタレ部長・・・「将軍」の下が「部長」ってところが謎の組織っぽい。ひとつひとつの作戦はかなりイヤなところをついてくるが、ナミレンジャーの圧倒的な戦力の前に完膚なきまでにやられてしまう。が、それを見越して次々と手を打ってくるところは弱気と見るか策士と見るか。

以上、レギュラー陣のみですが、こんな感じです。

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2011年11月 8日 (火)

ナミレンジャーthe movie 2 (2)

前回のつづきです。

■保健室前

保健室前を歩いてる中村先生(後ろ姿)。反対側から保健の先生が。

保健の先生「あら、中村先生、おはようございます。」中村先生の姿見てふきだす。

中村先生「失礼な先生だなあ。一体何がおかしいんです?」

保健「だって中村先生、今朝はまた一段と、その、ワイルドというか・・・」

ものすごい髭面、しわくちゃなシャツ。

保健「先生も社会人なんですから、髭くらいちゃんと剃って、シャツにアイロンかけるとかしたらどうです?それとも奥さまと喧嘩でもなさったの??」

中村先生「(ひげをさすりながら)、ああ、これですか。いやあ、髭そり機が壊れてしまいましてね。アイロンも急に使えなくなってしまって。」

保健「あら、それはお気のどく。奥さまもお困りでしょ?」

中村先生「いやなに、女房がワタシのシャツにアイロンかけてくれるなんて金輪際ありませんよ」

保健「うそおっしゃい。あんなにしっかりした奥さまなのに」

中村「人はみかけによりませんて。しかし、やっぱ、(ひげさすったり、シャツ見たいしながら)みっともないですかなあ」

保健「ちょっとねえ」

中村「先生、アイロンかけてもらえます?」シャツ脱ごうとしながら。

保健「ちょっとここで脱がないでくださいよ中村さん。いやだもう」駆け出して向こうにいく。

中村「あらかわいい。(表情きりりとかえて)しかし壊れ過ぎなんだよな。いやな予感がしやがるぜ」

 

■教室にて。  学級崩壊シーン

授業中。私語がたえない。歩き回る子どもいる。将棋しているこどももいる。

藤枝先生 「というわけですね。ここ、大事ですよー」・・・誰も聞いていない。

藤枝先生「ちょっと、みんな静かにして!どうしたの?授業中よ?」

誰も先生の方を見ない。ちっともかわらない状況。

藤枝先生 「ちょっとみ、ん、な!! 」大きな声。

一瞬しずかになるも、すぐもとに戻る教室。

藤枝先生 「・・・どうしたのかしら。昨日はちゃんと授業、聞いてくれていたのに」

 

廊下に中村先生 

中村「こりゃへんだ。まじめで有名なこのクラスが学級崩壊してやがる・・・」

 

そこへ校長先生

校長 「中村さん! 何してるんです??」

中村 「これは校長先生。いやね、学校が騒がしいなと思ってきたら・・・」教室を指さす。

校長 「ま!これはひどい。ところで中村先生、先生はこんなところで一体何しているんです?」

中村「何、といわれましても・・その」

校長「同僚の先生が苦労されてるんですよ。行って指導のお手伝いをしてらっしゃい!」

中村「いやあ校長、あの優秀な藤枝先生が御苦労なされているんですよ?私なんか行ったって、なんの役にも立ちませんよ。」

校長「んまあなんて冷たい!あなたそれでも教員ですの?」

中村「いや、ここはひとつ、校長先生のもはや伝説的な指導力のスバラシサをですね、ぜひ拝見いたしたいものですな。先生、藤枝先生がお困りですよ。ひとつ力をかしてさしあげてください」

校長「伝説的な?」

中村「ええ、伝説的な素晴らしい指導力。レジェンド田中とは校長先生のことです。いやあ、見てみたいものだなあ」

校長「そこまでいわれたら行かないわけにも行きませんね。見てらっしゃい。感動的な指導力を見せてあげるわ」 そういうと教室に飛び込み、一喝!

校長「こら~!!みなさん、しずかになさーい!!」

・・・ぜんぜん変わらない教室。繰り返す校長の喝。

廊下の外、笑いながらその様子を見ていた中村、振り返って歩き出す。顔に笑みは消え、厳しい表情に。

中村のモノローグ「まちがいねえ、やつらだ。きたな、ヘタレ部長ども」

 

 

 

 

■浪合神社にて

ショーシ将軍 「はーっはっはっはっはっはっは。順調じゃないかへタレ部長」

 

へタレ部長「は!ショーシカ将軍。おかげさまで「壊すのはものだけじゃないぞ仲間も家族も健康もだぞ作戦」は順調です」

 

ショーシカ将軍「われわれ悪の組織パッパラッパッパーの狙いは日本を骨抜きの国にしてその技術力、美術品骨董品かわいこちゃんをわが組織のものにし、世界に売り飛ばして大儲けしようというものだ。地道な活動のおかげでだいぶ作戦は進行してきている。都会はもはやぐたぐただ。時間の問題といっていい。あとは山間過疎地、日本のいまわしき古きよき伝統が残っている地域をぐったぐたにしたら、もう成功したもの同然だ。」

 

ヘタレ部長「おっしゃる通りでございます。なあにこんな小さな学校、ほんのひとひねりです。すぐに、お気に召す結果をご覧にいれますです、はいぃ  怪人ナンバー103、ナンデモコワスンダー! わがパッパッパラパーが世界を征服するため、はりきっていってきなさい!!」

 

ナンデモコワスンダー

「はは!! おまかせください!! パッパラー!」

 

ヘタレ部長「ゆけい!! パッパラー!!」

 

ナンデモコワスンダー 「パッパラー!!」

元気よく出てゆく

(つづく)

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