2013年2月14日 (木)

式の前日

 本屋で衝動買い。小学館フラワーコミックスアルファ 穂積 「式の前日」。

 短編集。巻頭の「式の前日」は、えがったなあ。。短編映画にしたいなあ。

 「あずさ二号で再会」も切れ味よかったな。タイトルが浮きすぎだったのがザンネン。

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2011年3月28日 (月)

今更だけど、「龍時」読んでる。

 2004年に急逝した野沢尚さん著。

 龍時は、長男が熟読愛読していた。ほんとにおもしろいと言っていた。借りたかったがいつのまにか家から消えていた。そしたら学校の自分の机の引き出しに入ってた。中3の最後の個人懇談の時に知った。借りようと思った。そしたら長男といっしょに京都に行った。彼はずっと「龍時」をそばにおきたかったのだろう。

 「龍時」はサッカー小説である。若き俊足ドリブラーが主人公である。海外(スペイン)に単身渡り、地域リーグに参戦、そこから頭角をあらわしてゆくというのが幹となる物語だ。息子は海外に行ったわけではないが、しかし親元離れて(私の実家へだが)旅立った。ささやかかもしれないが、シンパシーを感じていたのではないだろうか。

 今私が読んでいる「龍時」は、長男が二男に渡したものだ。我が家から学校へ行き、京都へ行き、再び我が家に戻ってきた「龍時」だ。二男が読んだかどうかわからない。二男には小学校のトレセン時代から中学校のクラブチームまで「りゅうじ」というチームメイトがいて、その印象の方が強いかもしれない。その「りゅうじ」もドリブラーだった。「りゅうじ」が「龍時」を読んでいたかどうかはしらない。

 「龍時」全三冊、文春文庫である。

 

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2011年3月25日 (金)

極北クレイマー読んだ

 なんか途中から作風がかわったような。。。
 最後は名探偵ホームズみたいだったような。。。(物語の核心に触れることになるので、詳しくは書きません)

 本編とは関係ないけど、地獄と天国についての記述があって、印象に残った。
地獄にだって食べ物はある。でも長い長い箸しかなくて食べたくても食べられない。食べ物をつまんでもそれを口に運べないのだ。その苦痛が地獄の苦しみなんだ、と。しかし実は天国も同じで、長い箸しかない。でもみんな幸せに暮らしている。それは、長い箸で食べ物をつまんだら他の人に食べさせてあげているからだ、と。食べさせてあげた自分にも、誰かが食べさせてくれるのだと。自分のことだけ考えていると地獄になり、たがいのことをしあうと天国になる、そういうことだ、と。
 おっと、これも核心だったか。暗喩としての。なんしろ、タイトルはクレイマー(クレームをつける人)だからな。

 地獄だよ、あなたのやってることは。クレイマーさん。

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2011年2月 2日 (水)

阪急電車

 衝動買いした本です。浪合の子は阪急電車を見た子がいるし乗った子もいるはず。そう、西京極にサンガの試合を見にいく際(つまり、まあ、京つど・・w)、必ず一目は見ますよね。だし、乗った年もある。西京極駅を乗り越してしまったことすらある(笑) そう、あのあずき色の電車です。

 その電車のある路線を舞台にした物語。初見は実は京都の実家のそばの本屋さんだったのですが、その時は他に読みたい本があり、この本は入手しませんでした。

 先日平安堂に行ったらまた目に付いたので、今度は購入。

 かばんに入れてはいるものの、なかなか読む機会がなく、(その間サッカーマガジンとかサンガ年鑑とか高血圧を下げる関係とかカメラ関連の雑誌なんかは読んでるんですがw) このたびちょいとした空き時間があったので一気読みしました。

 よかったですよ。電車に乗ってる人たちの物語が次々あらわれて、つながったり、離れたり、またつながったり。「ゆきずり」の気まぐれな心が人の心をあたたかくしたり、新しい視点をもらって元気が出たり。

 登場人物は等身大の人々が多いのですが、一生けん命生きようとしている人達ばかりで、心洗われる感動を貰えます。よかったよかった。

 この物語の作者は「フリーター家を買う」の作者なんですね。(フリーター家を買う、の方は読んでないしドラマ化されたものも見てませんが・・・)

 またこの物語は映画にもなるんですねー。 できたら、見たいなー。

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2011年2月 1日 (火)

「死にゆく妻との旅路」

 新潮文庫。清水久典著。

 今日は家族4人でひっさびさに飯田に出かけました。
 恒例の夕食>本屋>電器屋めぐりをしたわけですが、本屋で私が衝動買いした本がこれ。

 末期がんのおかされてゆく41歳の妻とワゴンで旅する破産男の旅路の手記。2時間程度で一気読みしてしまいました。

「これからは名前で呼んで」って言葉を目にしただけで胸きゅんになってしまう私です。

ひとりはいや、という妻。
病院へ行くより、ふたりでいたいという妻。
それがいいことなのかわからないまま時間が過ぎて・・・。

読み終えた後、家内の顔を見ると、なんだか切なくなりました。

 別に家内は病気じゃありませんがw

 

映画になるみたいですね。三浦友和さんと石田ゆり子さん主演。

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2009年10月26日 (月)

ジュニアサッカー食事バイブル

 ちょいと前の話になりますが、siの所属するアザリー飯田ジュニアユースで研修会が催されました。内容は、中学生年代の選手の食事、栄養についてです。講師は名古屋グランパスの栄養アドバイザーの方でした。私は参加できなかったので残念でした。

 実はこの講演の内容は、すでに本にまとめてあり、それは
「小学生 中学生のための ジュニアサッカー食事バイブル」(間宮裕子・・名古屋グランパスエイト栄養アドバイザー・・監修  株式会社KANZEN 発行  1600円)です。

amazonのリンク先は こちら です。

ちょっと紹介すると、
「こんな時にオススメのレシピ」・・身体強化、体質改善、メンタル改善・・・
「ポジション別サッカーレシピ」・・フォワード、ミッドフィルダー、ディフェンス、ゴールキーパー

とか

後半までしっかり戦える持久力をつけたい

とか

緊張しがちな試合前日にぐっすり眠りたい

とかに対応できるレシピが満載なわけです!!

私も講演には参加できなかったのですが、この図書は速効購入しました。
サッカーに通じることは、人生に通じます。(その逆もまたありです。いろんなスポーツ、芸術活動も同じだと私は考えています)
ですからこの図書にあるレシピは当然汎用性があります。またそう解釈すべきです。

きっと役に立つ一冊ですよ!!

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2009年10月 6日 (火)

神様のカルテ

秋はジブン的にも読書推進期間なのですが、

「神様のカルテ」はおすすめします。

(アマゾンへのリンクはこちら。)

新人の作品です。松本に住んだことがある人は、なかでも学生時代を送ったことがある人はそこの空気まで思い出すことができるかもしれません。

そうでない人も、こころがあたたかくなる作品です。油断すると、涙腺やられます。気を付けてください。

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2009年7月17日 (金)

白洲次郎 占領を背負った男

講談社文庫 北康利著

今、猛烈な勢いで(笑)読んでいる本です。
白洲ものでは新潮文庫から青柳恵介著で出ている「風の男 白洲次郎」を読んだのですが、それが評伝ちっくであるのに対し、こちらはだいぶ物語ちっくなので読みやすさではこちらの方かなあという気がします。

大きな権力に臆せずものを言える男というのは、かっこいいです。あこがれます。

キャプテンハーロックに惹かれる私は、もう痺れてしまってます(笑)

隣で家内が某映画のDVDを見ていても、まったく関知せず本に没入している私です。

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2009年6月26日 (金)

安原製作所 回顧録

 買い置いておいた本を昨日今日で読みました。

 20世紀末から21世紀初頭にかけてホントに存在した世界最小のカメラメーカーの話です。社長が技術者かつ営業マンで、最大に社員がいたときで2名だったそうです。

 フィルムカメラを製造した会社で、その最初の機械は「一式」と名付けられたカメラでした。当時の私は「一式」のことが気になって仕方なかったのですが、スクリューマウントのレンジファインダーカメラを買う余裕はなく、諦めていました。ネットで予約販売しかしないという潔さもなんかかっこよかったです。・・・が社長兼技術者兼営業マンなら、この方法しかなかったかもしれないと、この本を読んで思いました。

 社長で著者の安原氏は、京セラのカメラ開発技術者でした。京セラといえば、CONTAXのブランド名でカメラを製作、販売していました。CONTAXはあこがれでした。はい。G1とかT2とか、そういったメカ然としたレンジファインダー式のものがかっこよかったです。カールツアイスレンズを搭載し、映りの良さには圧倒的な支持が集まっていたものです。

 だし、京セラは京都サンガF.C.のメインスポンサー様だし(笑)

 そっか一式を作った安原さんは京セラにいたのか~、縁あるじゃんとか、都合のいい「世間のせまさ」を(かなり恣意的に)感じて悦に入っていた私でした。

 この本はやがて終焉を迎えるフィルムカメラのその終焉を迎えるまさにその時代の記録として貴重だし、カメラを通して移り変わる文明の栄枯盛衰を記すことで「ひとびとと文明」を著した書ということもできます。

 カメラという魅力的な機械とそれに魅せられる人々の姿や世界の工場となるべき中国の黎明期の姿も描写されていて、興味はつきません。

「安原製作所回顧録」 えい出版社 680円

安原製作所ホームページ

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2009年1月 9日 (金)

「誰もしらない 世界と日本のまちがい」 松岡正剛

 今読んでいる本である。

 

日本文化研究の第一人者である松岡氏は猛烈な読書家でもあり、自身のライフワークでもある編集工学の冴えもあって明快な文化博物学者という言い方ができるのかなと思う。文化には歴史の背景の理解が必要で、歴史の理解とは縦横なものでなければならない。松岡氏はそのことに関しても当代一流といっていいだろう。
 そんな氏が著したこの図書は、世界史の中の日本を俯瞰して見せ、自由と国家と資本主義についてわかりやすい説明で構成されている。
 明治以降の日本が帝国主義というグローバルスタンダードを受け入れ戦争に明け暮れていったというくだりは、石川啄木でなくても、なにか悲壮感を感じてしまう。そしてその悲壮感は、今日に続いているという点が重要な気がする。

 アマゾンの同書のコーナーへは こちら から。

 松岡正剛氏の「千夜千冊」も紹介しておく。刺激的な一冊に出会えることは間違いあるまい。

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