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2012年11月13日 (火)

ナミレンジャー2012脚本公開(2)

シーン5 悪のアジト

 

ショーシ将軍「われわれ悪の組織パッパラッパッパーの狙いは日本を骨抜きの国にしてその技術力、美術品骨董品かわいこちゃんをわが組織のものにし、世界に売り飛ばし て大儲けしようというものだ。地道な活動のおかげでだいぶ作戦は進行してきている。都会はもはやぐたぐただ。時間の問題といっていい。あとは山間過疎地、 日本のいまわしき古きよき伝統が残っている地域をぐったぐたにしたら、もう成功したもの同然だ。」

ヘタレ部長「将軍。今度という今度は、この浪合はおしまいになります。私たちの手先をやつらに気づかれないように、潜入させております。絶対にばれません」

ショーシ将軍「たいした自信だな。しかしなぜバレないと言い切れる?」

ヘタレ部長「私の発明したWR回路をつかうからです。このWR回路を、本人にも気づかないうちに体内に埋め込んであるのです。WR回路は、ふだんは人の心を惑わすWR音波を出し続け、じょじょに浪合の人たちの心を自分勝手で無責任な幼稚なものにかえていきます。浪合に再び大きくなるでしょう。しかし誰も原因はわからない」

ショーシ将軍「ふむふむ。おもしろそうではないか」

ヘタレ部長「それだけではないんです」

ショーシ将軍「なに、それだけではないと!!」

ヘタレ部長「浪合の混乱が高まったとき、当然にっくきナミレンジャーがじゃましにくるでしょう。

ショーシ将軍「そうだろうとも。。」

ヘタレ部長「そのとき、このスイッチを押すと」

ショーシ将軍「押すと!!」

ヘタレ部長「WR回路を埋め込まれた者が凶暴怪力な怪人オレガヨケリャ・イーに強制変身するのです。そしてナミレンジャーの息の根を止めるのです!!」

ショーシ将軍「すばらしい!」

ヘタレ部長「ありがとうございます!」

ショーシ将軍「しかし、じゃ。して、強いのか、そのオレガヨケリャ・イーは。」

ヘタレ部長「もともと人間が怪人に変身するのです。ナミレンジャーは怪人に手出しなどできません。となると、怪人の勝ちは当然です」

ショーシ「完璧ではないか!!よく考えた!!」

ヘタレ「はは!!」

 

 

シーン6 異変1(下校時の公園)

友達A 「オレは悪くない!!」

友達B「オレだって悪くない!!」

A「おまえがあやまれ!」

B[ふざけんな、おまえがあやまれ!!]

A「なにを~!!」

とっくみあいのけんか

 

とびこんできて、ふたりの間に入る黄色

黄色「やめろよ!どうしたんだよ!いつも仲良しじゃないか!!なんだっていきなり」

A「どいてろ!じゃまだ」

黄色をはらいのける

地面にころぶ黄色

B「いいかっこしてんじゃねえ!!」

ころんだ黄色にけりをいれる。

黄色ふっとぶ。口から血。

黄色独白「さっきまで仲良しだったのに、急になんだ??」

 

シーン7 紫郎とショーシ、ヘタレ

村の中の道を歩いている紫郎。

愉快そうに笑っているショーシとヘタレ(歯を見せて笑っている)

 

シーン8異変2(ある家庭で)

妻「もうあなたについていけません」

夫「おれだってがまんの限界だ。出て行け!!」

妻「何をえらそうに、あんたこそ出て行きなさいよ!!」

夫「オレがしらないと思って無駄な買い物ばかりして!痛い目みないうちにでてけ!!」

妻「あなたこそ私が何も知らないとでも思っているの!!この浮気野郎!!」

夫「会社の女の子とお茶したくらい、何がわるい!!」

妻「んまあ開き直るつもり!!!?ばかにしないで!」

妻、夫をビンタ

夫「やりやがったなあ!!!!」

部屋の入り口ではらはらしていた友達Cが泣いて飛び出す。

C「やめて、ふたりとも喧嘩しないで!!どいうしたのよ!」

Cの妹「そうよ、やめて ああーん」

C「ほら、〇ちゃんがないちゃったじゃない」

夫「子どもには関係ない!すっこんでろ!」

妻「まあ、わが子になんていい方するのかしら!!さいってー!」

はらはらしていたC、いきなり表情がかわる。

C「(さっきとはうってかわった冷たい声で)はん、もうどうでもいいわ。私も好き勝手する。親ならちゃんと、お金出してよね。親なんだからね。」

Cの妹「そうね、あんまりうるさくしないでね。めーわくだ、か、ら。」

そういってふたり部屋を出て行く。

あぜんとその様子を見ていた夫婦だが、また喧嘩を続ける。

夫「オレはわるくねえ。お前の態度を改めろ」

妻「私のどこがわるいの?ふざけないで。かわらなきゃいけないのは、あなたでしょ?私はぜんぜん、悪くない」

夫「なにを!!」

妻「何よ!!!」

 

 

シーン9 紫郎とショーシ、ヘタレ

美郷屋さんで野菜を買っている紫郎。

さらに愉快そうに笑っているショーシとヘタレ(口をあけて笑っている)

 

シーン10 誰も集まらない会議

 

サークル活動室にて

 

役場の人1と2が時計を見ていらいら部屋にはふたりをのぞいて誰もいない。

黒板には浪合地区経済開発特別会議と書いてある。

役場の人1「時間になっても会議に誰も来ないなんて、いったいどうしたんだ?」

役場の人2「おかしいね、君、電話したまえ」

役場の人1「はい、してみます。」ケータイ取り出して電話。

役場の人1「もしもし?六本木さん?こんばんは。あれ、今夜会議お願いしとったんだけど・・・・え?かったるいから行かない?かったるいって・・。え?ちょっちょっと待ってくださいよ。げ、切れちゃった。 課長、切れちゃいました」

この電話のヨコで、見る見る表情がかわっていく役場の人2(課長)。いらついている顔から、無表情に、そしてにやけた顔に。

役場の人2「私も帰るよ木更津くん。」

役場の人1(木更津)「何いってるんですか課長。冗談やめてくださいよ」

役場の人2(課長)「冗談なんかじゃないよ、私は私で好きなことをする。自分がハッピー!あとはしらなーい!!これでいきましょうよ、ね」そのせりふを聞いている木更津くんも、無表情になり、そしてにやつく。

木更津「そうですね。もうどうでもいいっす!おれもかーえろっと。」

課長、木更津、それぞれ自分の荷物をまとめ、電気も消さず部屋を出る。

窓からの風で机の上の資料がとぶ。ひろう者はいない。

 

つづく

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