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2011年3月29日 (火)

KING KAZUの証明(東北地方太平洋沖地震復興支援チャリティーマッチ)

 日本代表対Jリーグ選抜、2-1 (長居スタジアム)
 15分遠藤(FK)、19分岡崎(アシスト本田)、82分KAZU(アシスト闘莉王)

 川口>闘莉王>KAZU シンプルな縦一本の攻撃。しかしその煌めきはすごい。なんしろ、KAZUが最後の最後で落選したフランスW杯でゴールマウスを守った川口が蹴りだし、KAZUがいない日本代表の魂であり続けた闘莉王が頭で流し、生きる伝説となったKAZUが新進気鋭の東口から奪った得点なのだ。あのシーンを目撃できた人々は僥倖を感じたに違いないし、ゴール裏で瞼に焼き付けた人は勝ち組と名乗ってくれていい。よかったなあと祝福する。

 日本サッカー界をあげてのチャリティマッチで、遠藤がらしいFKで得点をあげ、岡崎もらしい突破から得点をあげ(両方に絡んでいた本田も強さ、うまさをきっちり出した)たが、誰もが待っていたのはKAZUのゴールだろう。しかし本気モードの戦いで44歳のKAZUが得点できるのか、については、まああるかもね、あればすごいな、くらいの期待感だったのではないか。だがKAZUは決めた。震災現場出身の小笠原のファイトや今野の熱とはまた違う、KAZUだからこその光芒が長居に、日本に煌めいた。

 失礼な言い方かもしれない。しかし、あの得点が、チャリティマッチの最大の成果だったのではないか。Jリーグ選抜から見た0-2というスコアも82分という時間も「あきらめない」という今の東北の、日本の気慨を象徴する最高の演出となった。

 長島茂雄と同世代を生きることができず残念な思いを私はしてきた(親父世代がうらやましかった)が、俺たちには三浦知良がいる。

 いかすぜ、KAZU。  

 

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