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2011年2月21日 (月)

京都サンガの今季は・・・。

 またしても、J2で戦うことになったシーズン。まだ対戦したことのないJのチームから白星を挙げるという(どうでもいいじゃん?な)ミッションを携えて(なわけない)のシーズンとなる(笑)。

 もとい。

 J1昇格をノルマとして掲げたシーズンとなる。が、私はもちろんそれに異存があるわけではないのだが、それよりも、本当に新しいチームに生まれ変わってほしいと願っている。京都サンガは若手を育成してそこにベテランを配置し、強烈な外国人選手を獲得して戦ってきたチームだ。優秀な一線級の日本人選手が集うチームではない。
 だから、外部から招へいするベテランと外国人選手の出来とかマッチングがチームの成績に大きく影響を与える。加えてそういうチームだから戦術も安定しない。監督によってネコの目のようにかわるので熟成しがたい。この2点が、実に4度の降格を経験してきた原因の真相だろう。そこが生まれ変わってほしい部分だ。そしてサンガは今季、そこに着手(遅すぎるが)したように思えるのだ。

 GMに祖母井氏。もちろんのこと監督兼任ではない。ここが実に重要。戦闘集団のトップ(監督)とチームづくりのトップ(GM)が別人なのだ。さらにGMはサッカーの素人(たとえば会社社長)とは違い、サッカーを熟知する方だ。会社を運営する者、チームをつくる者、チーム監督の駒がそろい、たがいにリスペクトしながら意見交換して仕事を進める当たり前の姿が、今年ようやくお目見えした。

 一方、金満チームといわれてきたサンガも、経営に曇りが出てきている。ようはお金がない。だから、チームのシンボルともいうべき柳沢敦を、一度は慰留の方向を出しながら、会社の意向で放出した。年齢的にもはやJ2で戦いたくない層の選手も次々とチームを離れた。しかし彼らの給料が一様に(比較的)高額だったところも見逃せない。水本、大剛、角田、増嶋、郭泰輝。生え抜きの大剛、ほぼ生え抜きの角田の離脱は寂しかったが、水本、増嶋、郭泰輝もともに戦った仲間だけに、サポとして彼らを失うのはつらい。その上見事に守備的な選手だらけで、CBはどうなることやらと肝を冷やす。

 だが、ディエゴとドゥトラは残った。会社は、彼らをJ1昇格の切り札と考え、上の日本人選手を大量に手放してもこの二人を残そうとしたのだろう。昨季から成長著しく楽しみであった太亮、充孝、金、そしてなんといっても宮吉といった若手はもちろん残留。そこにさらにユース組から次々と若武者がトップ昇格してきた。しかし攻撃的な選手ばかりで不安は消えない。

 しかし、今季の監督は、あの大木氏だ。スペクタクルなパスサッカーを展開する監督だ。祖母井氏も「また見たくなるサッカーを目指す」という。私は内容より勝ち点という人間だが、その私をして、負けたけどまた見たいと本当に思わせるサッカーを魅せてくれるのか、実に楽しみだ。(とはいえ、愛するチームのことだ、私は何連敗しようが、絶対次はまた見たくなるに違いないのだが)

 そうはいってもさ、CBいるじゃんね。なんて思っていたら、大木監督とかつて戦ったことのある秋本倫孝とアライールが移籍してきた。ともにかつて甲府時代、大木監督の下でJ1昇格を手に入れたCBである。手薄と思われたCBだが、他に染谷、森下がいるし、ここに来て練習生内野(野洲高出身、び わこ成蹊大学 ユニバーシアード日本代表経験者)の獲得も現実味を帯びてきた。CBタイプといえば水本、郭泰輝、増嶋の3人だが、3人加わることで数字の上では問題は解消されたといえる。もっとも大木監督はアンカーに秋本を起用するようだが。

 大木監督といえば3トップだが、そこにはディエゴ、ドゥトラ、宮吉が入ることになるだろう。いまいち線の細さが抜けきれない宮吉だが、このシーズンでの飛躍を祈る。柳の13番を自ら望んで背にする男だ。期待する。
 さらにそこに、金、充孝、ダン、上里あたりが絡むのだろう。

 中盤は底に秋本として、博貴、安藤、そして京都時代のパクが背負った7番をつけるチョンウヨン、さらにベテラン慎吾、進境著しい太亮、若手に目をむけると弘堅、立命館から入団の内藤、トップ昇格の伊藤や山田、大けがをしてしまったがジェフの仕掛け人工藤がいる。ここに充孝や駒井、あるいは宮吉が入ってくることもありえるだろうと私はにらむ。楽しみな中盤である。

 GKはサンガ生粋の平井が引退し、オリンピック日本代表入りを目指す守田と水谷がしのぎを削ることになろう。

 サンガはここまでいくつもの練習試合を重ねてきたが、ここに来て宮吉が連戦連発決めており、期待は膨らむ。
 工藤は復帰まで最低6カ月は要するとのこと、仕掛け人の躍動が見られないのは残念でならないが、ここはじっくりしっかり治療に専念してもらいたい。

 大きな不安からスタートしたストーブリーグだが、春の足音と同調するように、新しいシーズンへの期待が大きくなってきた。

 昇格は、できるにこしたことはない。しかし、これが新生サンガだというゲームを、プレイを見せてくれ。カウンターサッカー大好きな私の志向をぐるりとかえてみせてくれ。躍動するサンガを見たい。佐藤勇人が戻りたくなるような、そんな京都サンガにぜひなろう!

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