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2010年2月 3日 (水)

雪の重みってこういうこと。

 南信州でたくさん雪が降っても、屋根の雪おろしの風景に出合うことはまずありません。降るといっても、日本海側の山村で降る量にはぜんぜんかなわないのです。
 南信州で積雪時に雪を落とすことがある施設といえば、それは農業用のビニールハウスです。ビニールハウスは雪の重みでアーチ状の鉄柱が押しつぶされてしまうことはままあります。ですがビニールハウスの雪は屋根に登らなくても落とせます。アーチ状の鉄柱をはしから順にぶるぶる震わすと、その振動で屋根の雪が落ちるのです。もっとも、屋根に雪が凍りつくまでにやる必要がありますが。

 ちょっと話がずれましたが、南信州では屋根の雪おろしはしない。にもかかわらず、センターでは結構頻繁に屋根の雪下ろしをします。理由は 高いところが好きだから 薪ストーブの煙突を守るため。

 これには理由があり、煙突が切妻屋根の妻側の壁から外に出ているならば問題ないのですが、ご存じのとおりセンターの場合、薪ストーブのある場所の屋根は寄棟なので、妻の部分ってのが存在しない。 ならば重厚な工事をして屋根の面から煙突がにょっきり出ている形状にすればよかったのかもしれませんが、そのようにもなっていない。寄棟の屋根の脇からにょっきり出ているんですよね、煙突。
 じゃ、屋根に雪止をしとけばよかったのですが、それもない。屋根が完成してから雪止をつけるのは難しい工事だしてことはお金がかかる。

 で、積雪を見たら、雪が落ちてきて煙突に被害が出る前に、人為的に上手に雪を落としておく必要がある、なんてことになったわけです。
 実はトイレも、完全下水道化になるまでは、トイレの汚物槽の臭気筒が切妻屋根の平の部分に出ていて、ここも雪おろしが必要だったんです。油断している雪のずり落ちてきて臭気筒が倒れ、トイレがやたら臭くなったものです。

 「雪がずり落ちる」ってのが想像しがたい人もいるようです。雪崩みたいにざああっと落ちてくるの?・・・そういうこともあります。一気に気温が高くなった日なんかは、センターの大広間の屋根の上は「ごごごごご」「ががががが」「ばばばば」とものすごい音を鳴らして雪が落ちていきます。

 でもそればかりでもないんです。

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 このように、じわじわと質量を増しながらじっくり落ちてくるパターンもある。むしろ寒い日に室内で暖房をつけている場合にこうなる。しずかに、しずかに、雪が落ちてくるんですね。これを注意深くしておかないと、煙突類を壊すもとになるんです。 

 「雪おろし」
 浪合の雪は結構軽くて、場合によっちゃ羽根みたいです。もうさらさら。そんな時の雪おろしは楽チンです。でも、湿った雪の時は、つらいこともあります。しかしきんぎょに言わせれば、新潟の雪よりはラクらしい。同じく日本海側出身だったゆっちょやヒロもそんなことを言っていました。私にはわかりませんが。

 高いところが好きな人は多いので(笑)、結構雪おろしは楽しい仕事のひとつです。

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