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2010年2月 2日 (火)

これも化野念仏寺で出会ったことばです。

去年の大みそかの記事(こちら)にさせてもらった
「俗世間つもりちがい10カ条」。
その言葉に出合ったのは、
秋に行った「京都のつどい」で訪れた化野念仏寺でした。
そこには他にも、とても胸に沁みこむ言葉があり、
いつか機会があれば紹介したいなと思っていました。

今日は化野念仏寺で出会った魅力的な言葉PART2、です。

  「豆腐」

信仰は、お豆腐のようになることです
豆腐は 煮られてもよし
焼かれてもよし 揚げられてもよし
生で冷奴で ご飯の菜によし
湯豆腐で一杯 酒のさかなによし
柔らかくて 老人 病人の お気に入り
子どもや 若い者からも 好かれる
男によし 女によし
貧乏人によし 金持ちによし
平民的であって 気品もあり
上流へも好まれる
行儀よく切って 吸い物となり
精進料理によし
握りつぶしてみそ汁の身となり
家庭料理に向く
四時 春夏秋冬 いつでも使われ
安価であって ご馳走の一つに数えられ
山間に都会に ・・・ ドコでも歓迎せられる
貴顕や 外客の招宴にも 迎えられ
簡単なる学生の自炊生活にも 喜ばれる
女は特に 豆腐のようでなければいかぬ
徹した人は 豆腐のごとく柔らかくて しかも形を崩さぬ
味がないようで 味があり
平凡に見えて 非凡。


・・・ここでは「信仰」について書かれています。
しかし私は、「信仰」を「相談員」あるいは「大人」と
読み替えて読んでいます。

成熟というよりは、むしろ老熟という感じがします。
「老」ってなんかネガティブですが、
しかしどこかの詩人が言ったように、
決してネガティブなばかりじゃない。
成熟って人生のまだ半分の行程なんですよね。

秋山大五郎が親父殿を尊敬してやまないのは、
小兵衛の剣の冴えばかりでなく、
そういうところなのでしょう。

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