まるごと干し芋
家内は甘いものがすきなので油断がならない。
こっそり、おいしいものがうちのどこかにあるからだ。
で、これ。
干し芋は好きなのだが、まるごと干した芋なんて見たことなかった。それなりに薄くスライスしてあるものが私にとっての干し芋だった。
「あのやろー、なんだいこれは」
発見してから口に入れるまでの私。
「ぐわ、なんだ、おいしいぞ。このもっちり感と干し芋としての完成度はどうだ」
口に入れてから飲み込むまでの私。
スライスしたものにくらべ、まるごと干してあるんだから表皮から芯までに干しいもらしからぬところがあるのではないかと疑っていたのだが、その疑惑はまったくの濡れ衣だった。古畑任三郎だって湯川学先生だって納得するだろうさ。
くっそーこんなの喰ってやがったのかよ~
やっぱ油断ならねえぜ。
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