« 試験の準備と結果 | トップページ | 奇妙な符合。 »

2008年11月30日 (日)

阿智村一周駅伝2008~我が家の場合~

 「絶不調のsiです」
とsiはいう。発熱だ。37・4度。ただでさえ足が痛くて(股関節痛と、右足太もも裏筋肉痛)練習不足だったところに発熱。
 mはずいぶん前から早朝に2キロ程度のランニングを続けている。しかしsiはそれができないでいた。1度だけ自分が走る1区を試走したのだが、siは完走することすらできないでいた。これにはさすがにsi自身もショックだったようだが、しかしトレーニングができないのだから仕方ない。1週間前からようやくmのランニングにつきあえるようになったが、しかし距離は半分。昨日ようやくmの走る距離に追いついたかと思えば、今度は熱だ。

 不安な気持ちを押し殺し、前泊するためセンターですごすsi。仲間といっしょにいることで、少しは気分がまぎれたか。
 「ケガをしないことが一番、二番目は完走すること、三番目は少しでも早く走ること」
選手全員に私が言った言葉だが、siはどんな思いで聞いていただろうか。

 そして今朝。いつものように起きてきたm。いつもよりすっきりした表情で起きてきたsi。
それを見て私、
「きっと、びっくりするくらい気持ちよく走れるよ」
と言ってみた。siははにかみながら頷いた。まあ、暗示といえば暗示だが、しかしそんな気がしたのも確かだ。だが、本当に走れるか、正直確信はなかった。ただ、siが満足に走れない状態だったとき、家内が断言するように「本番では走るよ、あの子」といった言葉が、心の奥に残って去らない。

 果たして。

 siは1区一般6位という記録だった。27人中6位なので健闘したといっていい。よくがんばった。終盤に2人抜き、しかし最後の最後でひとりにかわされた。そういうレースができたのがうれしい。

 一方のmは、今年は4区を走る。中1のときは7区、去年は3区を走った。毎年走る区がかわるやりにくさがあるだろうに、そんなことは一言もいわず、準備を進めてきた。夜遅くまで受験勉強をしても、朝ひとりで起きてきて寒い空の下へ駆け出していった。過去2年、満足がいく走りができなかったmだが、今年は中学生最後の出場ということで、期するところがあるのだろう。

 siが6位で渡した襷は、4区のmのところに来る頃には二つ順位を落とし、8位となっていた。しかし昨年は14位だったのだ。大健闘である。

 中1、中2の2年間、長距離の練習を一度もしないでのぞんだ駅伝は、惨憺たる結果だった。しかし、今年は違う。自ら追い込んで、練習を続けた。mは気持ちよく走り続けた。前にも後ろにもランナーがいなかったので悠々としたものだった。抜くこともなく、抜かれることもなく、そして息を上がらせることもなく、mの浪中での駅伝は、終わった。

 浪中は襷を渡し続け、順位の波を上下させることなく。、8位でフィニッシュした。



 

|

« 試験の準備と結果 | トップページ | 奇妙な符合。 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/66200/25872404

この記事へのトラックバック一覧です: 阿智村一周駅伝2008~我が家の場合~:

« 試験の準備と結果 | トップページ | 奇妙な符合。 »