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2007年11月14日 (水)

元祖むらさき観戦記13

その4

 「ねえねえちょっと!仙台負けてる!!」
近くの席の若い女性が大きい声で叫ぶ。携帯のサイトで情報を得たのだろう。仙台は横浜F・マリノスとの対戦だ。この試合で仙台に勝たれると、サンガとしては非常にまずい。ライバルチームにはとにかくひとつの勝ち点も得て欲しくない所なのだ。
 そんな状況だから、仙台の劣勢のニュースは周辺のサンガファンたちの喝采を受けた。
「よっしゃ、今日は仙台負けてくれよ」
「マリノスがんばれー」
息子たちである。
 「ええ?今日のキーパー、平井とちゃう(違う)!ビジュがDFやて!」
さっきの女性がまた大きな声でそう叫んだ。
「平井と違う?」
平井ファンの上の息子は、とびあがって驚いた。

Photo_8
 私はそのことにも驚いたが、ビジュがDFだということにも驚いた。信じられないので、携帯でサッカーのサイトを開いてみた。いくつかの階層をもぐっていくと、試合のスターティングメンバーを見ることができる。確かに、平井は控えに回され、ビジュはDF登録だった。
 ビジュは中盤の選手で、とにかく精力的に動く。守備も攻撃もこの男がいつも絡んでいる。それに、どちらかというと守備より攻撃の方が好きで、実際のプレイも攻撃の比重が多い選手だ。その選手をDFに?
 サンガには国際大会や累積警告のためこの試合に出場できないレギュラークラスのDFがおり、そのことは頭の痛い問題だ。しかし、控えのDFがいないわけではないのだ。
 キーパー平井もベンチ入りしているのだから怪我をしたわけではあるまい。何のための交代なのか。意図が見えずらかった。仙台戦直後のピム監督更迭後、監督にはサンガ強化部長であり総監督の木村文治氏が就任していた。
 監督交代劇と何か関連があるのか。しかしおい、負けられない試合なんだぞ。私の胸に重苦しい空気が忍び込んできた。
 正直、このスターティングメンバーを見るまでは勝てる気でいた。しかし、この意図のよくわからないメンバー構成を見て、不安になった。
 とはいえ、前節は変化のないスタメンに現状打開の意思が見られない、などといっていたのだから、私も勝手なものである。
 一方、ヴィッセル神戸のスタメンにカズこと三浦和良の名前はなかった。カズはこういう大事な試合で大きな仕事をする選手なので、スタメンにいないことはありがたかった。でも、生でプレイしているところを見てみたかったので、そういった意味では残念だった。

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