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2007年2月25日 (日)

雪山キャンプによせて

 ええと。今日も他のために書いた作文を掲載します。手抜きですかね(笑)

 これは今日まで開催した「森のつどい・雪山キャンプ」の報告書に掲載する作文です。暖冬の雪山キャンプで、こんなことを考えたよ、って内容です。

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 今年のこの季節を、果たして「冬」といっていいのだろうか。

 いや、確かに寒い。雪も降った。ノロウィルスも流行したし、インフルエンザもそうだ。しかし、寒さも雪もぜんぜん足りない。冬ってのはこんなものじゃない…そんな声は日本中から聞こえてくる。

 アメリカの元副大統領ゴア氏が「不都合な真実」という本を出版した。映画にもなるというが、本好きな私はさっさと本を購入、そのショッキングな内容にかなりびびりながらページをめくっている。

 氷河が、ものすごい勢いで溶けている。北極の氷も南極の氷も例外ではない。アラスカやシベリアの永久凍土もどんどんと溶け始めている。二酸化炭素の過剰排出による地球温暖化の影響だという。それにともない、(人口は未曾有の勢いで増加しているにもかかわらず)野生生物は猛烈な勢いで種の絶滅が進んでいるという。

 天気予報やニュースでは、観測史上最高の平均気温を記録した、という言葉を頻繁に聞くようになった。

 浪合の冬というものは、大地は凍てつき、その上にサラサラの雪が幾重にも積み重なってできた白銀の世界であるはずだ。低温のため浪合の雪はあくまで軽く、箒ではらはらと掃けてしまうほどだ。

 しかし今年は様子がぜんぜん違う。だいたい、雪がない。そして大地が凍っていない。やわらかいぬかるみがそこかしこで出来、悲しげな轍が無神経に続く。こんなのは、浪合の冬の景色ではない。

 

 そんな中、今年の「森のつどい 雪山キャンプ」は実施された。暖冬の影響で雪がないばかりか、夜半から二日目の午前中にかけて雨まで降る始末。幸い、平田先生と数日前に行った下見と打ち合わせで入念にそういったケースでの対応策を練っておいたので混乱は生じなかったが、いやそればかりか学生リーダーさんたちのアイデアあふれる活動で子ども達の評判も上々になったわけだが、しかし「雪山に登りたかった」という声はスタッフからばかりではなく、多くの子ども達の口からも出た。

 

 ちょっと未来に思いをはせる。

私たちの孫は、雪遊びができるのだろうか。南極でさえ雨が降るようになったと聞く。2年前の雪山キャンプは厳寒で、雪のブロックでテントを囲めた。去年の雪山キャンプは雪山であることに間違いはなかったがその量は少なく、未明から雨が降り出し往生した記憶がある。今年の雪は日当たりの悪い土手くらいにしかなく、雨は一晩中降り続いた。これが地球温暖化の影響だとすれば、猛烈な変化だ。

 私は日本が好きだし、浪合が好きだ。それは四季があり、四季の豊かさを享受できるからだ。

 地球温暖化は冬ばかりでなく、春も、秋も、そして夏も、私たちの知らないそれに変えてしまうに違いない。

 環境プログラムを全面に押し出したキャンプではなかったが、しかし環境のことを思わずにはいられない、そんなキャンプになったと思う。

 これを機会に、子どもたちと、地球環境と自分のくらしについて、学びを深めてみるのもいいことだ、と思った。

 最後になったが、平田先生には忙しい中本事業にご協力いただき、たいへんありがたかった。また学生リーダーの7人の方々には各班の指導から食事、道具の管理までたいへんにお世話になった。ここで心よりの感謝の意を表したい。

ありがとうございました。

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