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2006年5月 6日 (土)

siの練習。

 siはアザリー飯田というサッカーチームのジュニアチームにこの春から所属している。サッカーチームには5年生から入ろうとsiは心に決めていたようだ。もちろん私の後押しもある。

 4月から練習に参加し、ちょうど1ヶ月が経過した。練習は毎週水曜日と土曜日。水曜日は1時間半、土曜日は3時間の練習となる。

 練習場所までは車で30分。往復1時間となるから結構な時間がとられる。でもわが子がやりたいことに、週2回2時間くらいの自動車の運転など、別に何事でもない。私はむしろ、siの練習風景を見るのが好きで、野暮用を縫ってでもグランドに行きたいくらいなのだ。

 さて、si。1年生の頃から兄と遊んでもらっているためか、地区の中では上級生といっしょに運動を楽しめる・・・というか場合によって勝負に勝てることもある程度の運動能力を持っている。なので若干、お山の大将気味だ。

 3年で郡のわんぱく相撲大会で大関になり、4年ではやはり郡下のこどもたちが集まるマラソン大会で10位に入った。学校のマラソン大会なら1位は当たり前、昨年は新記録を達成している。が、さりとて格闘技が好きなわけでも、陸上が好きなわけでもない。もっともきらいでもないが。

 私がサッカーにのめりこんでいくのをすぐそばで見てきたsiは、・・・というより、一緒にのめりこんでいったsiは、当然のようにサッカーボールを蹴り始めた。すぐサッカーチームに入れるという選択肢もあったが、しかし子どもの頃は何でもやったほうがいい、という私の判断で、あえてチームに入れなかった。そのかわり、サッカーはもちろん、野球も、バトミントンも、卓球も、水泳も、3000メートル級の登山も、私が付き合える範囲のことはなるべくやった。そして5年になった今年から、サッカーチームに入れていただいた。

 今日はその練習日だ。その上私の仕事も休みで、練習を見学することができる。siが練習しているグランドは西側がコンクリートの観覧席になっており、そこに腰を下ろして練習を見させてもらった。

 こどもの数は、全部で50人くらいだろうか。低学年から6年生までいる。練習は、1,2年、3,4年、5,6年に分かれてやっているようだ。私が野暮用をすませている間に、ボールタッチやリフティングなどの基礎トレの大部分は終わってしまっていた。コーンを置いてのドリブル練習が始まっていた。si、先日の自転車ツーリングキャンプ100キロ走破が効いているのか、イマイチ動きに覇気がない。テクニックはまだまだなのはわかっているが、もっとキレのある動きができるはずなのにそれがない。ちょっと悔しい。

 休憩時間。siはうちの地区からの唯一の参加者。なので周りに友達がいない。あまり話しかけてもらっている様子もない。ひとりでリフティングをしたり、ボールを蹴ったりしている。つまらなそうではないが、しかし寂しそうではある。けど、これも試練だ。いい勉強になるハズ。

 休憩時間が終わると、ミニゲーム。5,6年生を5人ずつ適宜6つのチームにわけ、10分刻みに3ゲームを行う。対戦相手は3回とも同じだ。

 こりゃおもしろそうだ。どんなプレーするのかな。

 3ゲームで、siは3得点した。たぶん、チーム全体では10~12点くらいとってる。得点が分かりかねるのは、コーン2本をゴールにしており、高さ制限がどのくらいなのか、見ている私には分からない上に、ゴールが決まっても決まらなくても、相手チームのゴールキックからゲームが再開するルールになっていたからだ。その上、得点をとっても別に大喜びするふうでもない。得点か否かの判断材料が少ないのだ。

 でも、siの3得点はわかった。siのシュートは全て、グライダーの低いシュートだったからだ。

 ポジションは流動的だった。たぶんきちんと決めていない。siは自分の持ち味が一番出ると思っている左サイドを主な活動場所にしていた。しかし前線にも最後尾にもよく顔を出していた。

 siの3得点は、全てポジショニングの良さに起因している。こぼれ球を押し込む、クリアミスを直接叩き込む、スルーパスを流し込む。守備に入った時も、ポジショニングで勝負している。そこに入られるとまずい、という場所にsiはいる。

 そこはいい。しかし。

 ドリブル勝負がまったくない。スキルに自信がないのが丸わかりだ。またボールを奪われることもしばしば。奪われないために強気で勝負を仕掛けることがあまりない。浪合ではドリブラーでも、アザリーではパサーもしくはフィニッシャーといった感じだ。siのわがままドリブルが見られないのはとても残念だった。でも、そんなドリブルを見るたび、「コネコネすんな、味方を使え!」なんて言ってるのは私なのだが(笑)

 まわりの子は、そうだな、ピッチに敵味方あわせて10人の子がいるのだが、3人はとてもうまい子がいた。今のsiではとても戦えまい。ひとりは背丈は小さいが向こうっ気の強そうな子で、ドリブルが早い。後の二人はフェイントを駆使して軽々敵陣を突破できる技術を持つ。3人に囲まれてもボールを奪われなかったのを見て私は舌をまいた。

 後からsiに聞くと、その3人はいずれも6年生。それどころかsiのチームはsi以外みんな6年生だったとか。別にそれを意図してチーム分けしたということではないようだが。

 コーチからは「おまえは位置取りがいい」と言ってもらえたとか。しかし私に言わせると、それだけだった。ツーリングキャンプの影響で足はずっと重そうだったし。(10分程度のゲーム中に歩いてる場面もあった!!)

 友達がいない、ということがサッカーにおける重要な要素-意志の疎通-の部分で障害になっているような気もした。しかしこれは試練だ。繰り返しになるが。

 今月下旬には対外試合もあるようだ。楽しみではある。

 しかし、もっとドリブルを!

 それと、もっと楽しそうにサッカーしようぜ。

 

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