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2006年2月27日 (月)

手作りのブースター

中山間地域のこどもたちのための自然体験活動「森のつどい」にて、先日冬山キャンプに行ってきました。その模様は、ここをごらんになってください。
 で、冬山キャンプで頭を悩ますのが寒さ対策。
 寝袋は2つ持っていくとか、使い捨てカイロを十分用意するとか、魔法瓶にお湯を入れていくとか、アンダーウェアの用意を徹底させるとか、手袋、靴下の予備はちゃんと用意させるとかは当然なのですが、寒さでガスバーナーの出力が低下するのは苦しい。去年はこれに苦労しました。なかなかお湯があたたまらないのです。手でガスタンクをつつみ、体温であたためたりしながら燃焼力を向上させたりしました。
 市販のブースター(出力口に金具を当て、熱伝導を利用してタンクをあたため、ガスの気化を促進させるもの)を購入することは可能なのですが、しかし私たちが使用しているバーナーのメーカーは純正品のブースターを用意していません。(使用メーカ-はsouth field。このメーカーの用品を使用する最大の理由は、最寄のアウトドアショップで入手可能なためです) 他メーカーのものを購入してもよかったのですが、ここはひとつつくってみようと思い立ちました。
 
○部品・・・0.3ミリの鉄板、0.1ミリの銅板、磁石(やわらかい形状のものでウラがシールになっているもの)

ブースター部品

○型・・・鉄板は「工」の型に切り抜く。上の-部はバーナーの炎が出る部分の形状に合わせる。銅板は鉄板の|部より上下2センチ程度長めの板状にする。
 ブースター完成品おもて

○組み合わせ・・・鉄板の下-部の左右に磁石テープを貼り付け、鉄板の|部に銅板を合わせて上下の余った部分を折り曲げるてはずれないようにする。
05eb9b3f.jpg

○バーナーとの組み合わせ・・・写真の通り、磁石の力を使って装着します。上の-部は炎になるべく当たるように微調整しましょう。
○鉄だけで作成しなかった理由は、鉄の熱伝導率が悪いからです。銅の方が鉄より5倍伝導率がいいのです。先に鉄のみで作成したところ、熱伝導が実用レベルでないと判断できました。なので後から銅を購入し、鉄板に銅を貼り付けるカタチになったわけです。比べてみるとホントに銅の方が熱が伝わるのが早いです。
○で、その威力ですが、当日はあまり寒くならなかった(とはいえ氷点下1~2度だったと思いますが)のでイマイチ評価しにくいです(笑) でも、火力に不満を感じることはなかったです。対比実験をしてみればよかったなと今になって思います。またしてみますね。
○なお、磁石テープですが、当初は熱による焦げや変形などの異常が起こるかと心配していたのですが、その部分はそれほど熱くならないのでまったく心配なしでした。
○ちなみに費用ですが、鉄板(0.3ミリ)がA3程度の大きさで400円くらい。銅板(0.1ミリ)はその倍くらいの大きさで値段も倍。これで6個つくれました。銅板は大半が余りました。一個当たりは200円ってところかな。
○ガソリンなどの液体を燃料としたバーナーは寒さに強いのですがしかし使用にそれなりの熟練が必要なので、センターではあまり使用していません。私はスベア123Rを長いこと愛用していましたが、カメラをやるようになって、ガス派になりました。フィルム(私はフジのベルビアのじゃじゃ馬なところをずっと愛していました。デジカメ派に移行する直前の1年間くらいはベルビア100を常用していました)を使う身としては揮発性の液体がもれたりするリスクはなるべく避けたかったものですから。デジカメ派になった今でもガスの便利さにかまけ、ガソリンバーナーはめったに使わない私です。
○講師で来てくださっていた中京女子大学の平田先生は、「新兵器」ということでオプティマス80NOVAを紹介してくださいました。オプティマスはスベア123Rのメーカーでもあります。スベア123Rが1800年代後半に作られたといわれる伝統ある一品(諸説あるようですが)に対してNOVAはオプティマス社100周年記念モデルだとか。なによりNOVAのいいところは燃料の広汎性。ホワイトガソリンはもちろん、自動車用ガソリン、灯油、ディーゼルオイル、それに燃料用菜種油までOKなのです。こいつは魅力!お値段は2万円弱。スベア123Rのおよそ倍です。う~ん・・・、ガスバーナー派から再び液体燃料派に戻りたくなっちゃう一品です。
 

○ところで話はぜんぜん違いますが、この記事を書いているとき、フジのベルビアが実は昨年末で「原材料入手困難」のため製造中止になったことを知りました。販売は在庫がなくなるまでで、見込みでは今年いっぱいらしいです。これは元ベルビア族の私にとってはショックな出来事でした。あのコテコテでエロティックな色調、大好きだったのですが。感度も50と使いにくいったらありゃしなかったし。←ソコがまたいい。  でも、露出がきちんとあったときの作品は本当に官能的な色になったものです。私はキヤノンのカメラを愛用していますが、キヤノンのレンズの発色も派手目です。派手目レンズとの相乗効果もあり、全身が泡立ってぞくぞくするくらい妖しい色を出してくれるフィルム、それが私にとってのフジクロームベルビア-通称「RVP」でした。

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